小学校中学年対象のようです
絵が、これまたすばらしいというか
アニメチックではないリアルな絵で
白黒でもインパクトあります
中にはカラーもあるんです
主人公のぼくは自己肯定感がとても低いようです
それには、ちょっと辛い理由があるのです
そんなこと気にしない！と思えない
繊細な子のようです
そういう子は、他の子について
いろいろ見て、考えて、感じるんでしょうね
どうしても、マイナス方面なベクトルになっちゃう
自分が傷つかないように
自分を偽る
みんなに合わせる
辛いね・・・
主人公の僕は、モノを分解するのが好きなようで
その分解というのを、「心」でも
友達のことも していくんです
これは、特技じゃないですか
救いは
ぼくには、素敵なおかあさんと
しっかり者のまいちゃんが
寄り添ってくれています
そして、転校しちゃうけど
やすくんの存在も大きい
担任の先生は・・・ちょっと・・・どうかな・・・
発表会のような行事での対応？指導？
いい方向に進めばいいけど
結果オーライじゃなくて
ぼく のような子に対しての
目配り、声がけは、配慮してほしいなぁ
気付いてほしいなぁ
と、おはなし の世界なのに
いろいろな子の立場になって
考え込む気まぐれした（笑
最後はチャチャッといい方向に向かうし
最後の絵が、また素敵でいいんですよ
でも・・・心配症のおば（あ）さんの気まぐれは
現実は、もっと厳しいのかな・・・とか思っちゃう
ぼくもだけど、やすくん、頑張ってほしいなぁ～
児童書「ぼくのなかみは なにでできてるのか」
著：かさい まり
絵：おとない ちあき
金の星社
2023年12月01日初版
1,595円
と、そんな気分をガラリ変えてくれる絵本！！
この方も、気まぐれは、好き～💕
諺の「ピタゴラスイッチ」みたい！！（笑
無表情の柴犬がいいんです
おかしい！
子どもたちは
絵 と このナンセンス的なストーリー仕立てで
いつのまにか、ことわざを覚えちゃいそう
∞だ！！
「むげんことわざものがたり」
作：大串 ゆうじ
偕成社
2023年12月06日初版
1,650円
