詩を作られた方の作品です
なんともいえない描写が
こどもでも想像出来る歌で
私は子どもの頃から大好きな歌でした
巻末に神沢利子氏の解説に
涙してしまいました
読者として、同じ感覚であること
鶴見氏の性格と小さい頃のおはなし・・・
まるで、この本の主人公「フジ」そのものなんです
この本が出版する前に
亡くなられたとのこと
なんとも、せつなくなります
フジに関わる人間はみなやさしくて
いいのですが
フジは、皇帝ペンギン
動物園のペンギンとは
種類が違って、仲間に入れられないのです
鏡に向って・・・とか
とても悲しくなります
淋しいのでは・・・
でも、すごいのは、あかちゃんなんです
あかちゃんの力ってすごい!!
抱っこで安心する感じ
それが、表紙の絵なんですね
写真を見るととっても立派なフジ
みんなに愛されて
長生きしてみんなに囲まれて最期を迎えられて・・・
涙が止まりませんでした
『まいごのペンギンフジのはなし』
鶴見 正夫 著
赤岩 保元 絵
金の星社
1995年12月
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