思いつきで書いた物語と実話のMIX

フィクションとノンフィクション。目線を変えると景色も変わる

言葉にできない2-1

2019-08-30 15:14:00 | 日記

カーテンから差し込む光を顔に浴びて


まだ眠たい目をこすりながら起きる


テーブルに置かれた母から置き手紙

「ちゃんと食べて学校行ってね


母は朝早くから仕事に出かけて


顔を合わすのは夕方近くしてから寝るまでの間の4時間ほどだ


兄弟も居ないし


祖母や祖父とも簡単には会いに行ける距離だが

滅多に行かない

ましてや1人でなんて行ったことない


昨日はだるくて学校休んだから今日は行かないとまた母にガミガミ言われるし


面倒だな…







学校に着いて席に着くと


前の席の名前も知らない女子が


昨日休んでたからと


書き写したノートの切れっ端を僕にくれた


別にいいのに…


彼女も恩着せがましく言うこともなく


大したお礼を言うわけでもなく


僕は受け取りノートの間に挟んだ


入学してから始めてかもしれない


女子と会話したのは







繰り返される定期的なチャイムと共に時間はゆっくりと過ぎていき


何もないまま


放課後になる




いつもの帰り道


後ろからくるクルマがクラクションを鳴らす


振り返ると


笑顔で手を振る運転手





僕が今夢中になってる人


3つ年上の


2人の子持ちのシングルマザー



この人だけが僕の頭の中を占領して動かない




つまらない毎日に


非日常をくれた人だ



いつものようにラブホに入り


クタクタになるまでセックスをする


お互いがお互いを丹念に愛撫し


彼女の隠部に指をいれると


瞬く間に彼女は潮を吹いた



僕は彼女のこの体質にハマっていた


クタッと膝をつき


震える足を見ながら


悦ぶ彼女に満足感を覚えた


彼女はシーツがびしょ濡れになるのを見て顔を赤らめる


それをみてひとしきりまた楽しんだ後


いつものようにゴムもつけずに


緩急をつけながら前後にピストン


漏れる吐息


絡みつく手と手


濡れ続ける彼女の隠部に刺さる僕のものは


衰えることなく


ひたすら興奮し続け


はち切れそうなほど勃起したまま


彼女の中を刺激し続ける


彼女は我慢できなくなった声を荒げて


僕の射精を口で受け止め


笑顔でそれを飲み込んだ



事が終わると彼女は子供の迎えのために帰宅する


さすがに子供に会ったことはまだない



裸で抱き合いながら彼女は言う


「今度子供達と4人でご飯しよっか」



少しの間を開け


僕は



「任せるよ」と


ためらいまじりの返事を返した



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