カーテンから差し込む光を顔に浴びて
まだ眠たい目をこすりながら起きる
テーブルに置かれた母から置き手紙
「ちゃんと食べて学校行ってね
母は朝早くから仕事に出かけて
顔を合わすのは夕方近くしてから寝るまでの間の4時間ほどだ
兄弟も居ないし
祖母や祖父とも簡単には会いに行ける距離だが
滅多に行かない
ましてや1人でなんて行ったことない
昨日はだるくて学校休んだから今日は行かないとまた母にガミガミ言われるし
面倒だな…
学校に着いて席に着くと
前の席の名前も知らない女子が
昨日休んでたからと
書き写したノートの切れっ端を僕にくれた
別にいいのに…
彼女も恩着せがましく言うこともなく
大したお礼を言うわけでもなく
僕は受け取りノートの間に挟んだ
入学してから始めてかもしれない
女子と会話したのは
繰り返される定期的なチャイムと共に時間はゆっくりと過ぎていき
何もないまま
放課後になる
いつもの帰り道
後ろからくるクルマがクラクションを鳴らす
振り返ると
笑顔で手を振る運転手
僕が今夢中になってる人
3つ年上の
2人の子持ちのシングルマザー
この人だけが僕の頭の中を占領して動かない
つまらない毎日に
非日常をくれた人だ
いつものようにラブホに入り
クタクタになるまでセックスをする
お互いがお互いを丹念に愛撫し
彼女の隠部に指をいれると
瞬く間に彼女は潮を吹いた
僕は彼女のこの体質にハマっていた
クタッと膝をつき
震える足を見ながら
悦ぶ彼女に満足感を覚えた
彼女はシーツがびしょ濡れになるのを見て顔を赤らめる
それをみてひとしきりまた楽しんだ後
いつものようにゴムもつけずに
緩急をつけながら前後にピストン
漏れる吐息
絡みつく手と手
濡れ続ける彼女の隠部に刺さる僕のものは
衰えることなく
ひたすら興奮し続け
はち切れそうなほど勃起したまま
彼女の中を刺激し続ける
彼女は我慢できなくなった声を荒げて
僕の射精を口で受け止め
笑顔でそれを飲み込んだ
事が終わると彼女は子供の迎えのために帰宅する
さすがに子供に会ったことはまだない
裸で抱き合いながら彼女は言う
「今度子供達と4人でご飯しよっか」
少しの間を開け
僕は
「任せるよ」と
ためらいまじりの返事を返した
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