出雲神話のお話2

前回スサノオとヤマタノオロチの話をしましたが


今回はその辺りの少し前の話





地上界ではない世界


すなわち天界


そこには


イザナギ（男神


と


イザナミ（女神


がおりました


正しくはもう数人います



イザナミとイザナギは


自らの子供に３つの世界を任せます


アマテラスには昼の世界を


ツクヨミには夜の世界を


スサノオには海の世界を



これに猛反発してダダをこね


家を追い出されたのか


スサノオは出雲に降り立ちます




イザナギとイザナミはたくさんの神を産みますが


火の神ヒノカグツチを産む祭にあまりに熱くて


大火傷をおってしまいます


そしてその火傷が原因で死んでしまったのです



イザナミを亡くしたイザナギは悲しくてたまりませんでした


そして


黄泉の国まで会いに行ってしまいました



そこでイザナミと出会ったイザナギは


イザナミを連れて帰ろうとしますが


イザナミは


「帰ってもいいか聞いてくるから待ってて。でもその間私の姿を振り返らないで欲しい。



と言いましたが


イザナギはあまりに待たされすぎて振り返ってしまいます


するとそこには


身体中から腐敗臭のする ウジ虫だらけのイザナミの姿がありました



これにイザナミは激怒します


「見んなって言ったのに何で見るの？



「こんな姿見られたくなかった！



と、恐怖の姿で追いかけ回します



イザナギは慌てて逃げ回り



「ちょ…ごめん、マジ無理。キモい…


と、黄泉の国の入り口


「黄泉比良坂


ここで黄泉の国の入り口に大きな岩で蓋をします



悲しむイザナミは


「なんでこんな酷いことを。私はこれから1日に1000人 人を殺します


と、言いますが


これに対しイザナギは


「愛しい人よ。それなら我は1日に1500人の人を産もう


と、交わしました


これは僕の職場の近く


松江市東出雲町にあります


死んだ人に会える場所…と