ぎゅっと抱きしめて、よく頑張ったねと言って欲しかった。
おかあさんの愛情がたくさんほしかった頃、
たくさん褒めてほしかった頃、
毎日がとても長く感じられた、小さい頃・・・
もう何も言わないおかあさんの顔をみてから、四十九日が過ぎました。
人生は理屈で片付けられることばかりではありません。
後悔したところで、やり直すことができないことがあります。
あの時どきで精一杯のことをしていたはずなのだから・・・
そんな言い訳を探して逃げようとしているのは、自分だったりします。
先の見えない線路の上を、まだ生きている自分が。