今日は「花火の日」だそうですね。
以下長文につき、不快に感じる方もいらっしゃるかもしれませんのでそのような方はスルーしてくださいね。
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先日、おたる潮まつり花火大会に行ってきました。
札幌で開催された花火大会よりも、小樽の海に映る花火がゆっくり見たくてそちらに。
使い慣れたカメラの準備をしたのは、小樽へと決まってからでした。
何度も花火を撮ったり夜景を撮っていたけれど、今年から片手で準備して撮るのだから手間取らないようにと練習するつもりでした。
花火大会当日まで、3日あるから楽勝と思っていたのに、結果全く撮れませんでした。
入院中、片手でカメラ操作をしてから違和感を感じていて、本当はその時解決しておけばよかったのにできなくて。
いろいろあってそのままだったカメラ。
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三脚もカードとバッテリーの予備も、
虫除けスプレーも飲み物もイスもお尻が痛くならないようにザブトンも抜かりなく用意してくれたし。
カメラは私しか触らない。
花火は、撮れない状態のまま打ち上げられていきました。
ムダに三脚にカメラをセットしたまま動かすことができなくて、イスに腰掛けた後、
出たのは感嘆の声ではなくて、涙(おまけに鼻水)。
花火はとてもとても綺麗で、それ故に溢れてくる涙。
言い訳にしかなりません。
カメラのサイトを見て、できる限りのことをしたつもりでした。
でも、読んでいた私の理解力が悪くて解決できなかったと思うと悔しくて・・・
家族は、撮れなくたってただ見るだけで綺麗でいいでしょ、泣くんじゃないと言う。
わかってる、わかってる・・・そんなこと言われなくても十分わかってる、
だから泣くことしかできないってこともある。
健康な時の私なら、とっくにメーカーに問い合わせて解決していたと思うし、別の方法を取っていたはず。
だけどそれが簡単にできないんだよ・・・
去年、病室の窓から見えた花火も綺麗でした。
看護師さんたちからは、いくら綺麗でも二度と病院で花火を見ないでねと言われました。
同じ病気と闘った方々に、来年は自分で花火を撮れるようなっていたい!と言ったのに・・・とか・・・
終わりのない感情が次々と涙と共に溢れ出てきました。
家族には悪かったと反省してます。
こんなことが増えても優しい家族で良かった。
できることは、頑張ろうと思います^^;
力を貸していただいた方には感謝です!
そんなわけで今回、花火写真はありません。
いつか「次の機会」ということがあれば、その時に・・・。
↓ 7月 百合が原公園にて。