健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

BLOOD DIAMOND.

2007-04-30 | looking.
4月一杯が期限の招待券頂いていたので、本日限り!!
行って来ました。「血にまみれたダイアモンド」とでも和訳するんでしょうか??
行って良かったです。
感動でした。  やはり涙が止まりません!!
デカプリオさん熱演!!タイタニックのイメージとはかけ離れて、強いキャラクターを見事に演じきっています。
「ラストサムライ」のケビン・デノライ監督!!!ずっと、数段今回の方がいいんじゃーない!!!高質で硬質!!
素晴らしい緊張感の持続!!!私は、アフリカを知らないなーーーって痛感しました。
もう、映画の舞台として撮影されたモザンビークでは10人に4人がHIV感染を起こしているなんて、信じられない!!!
でも、現実!!!もっと、もっ難民とか、虐殺とか悲惨なんでしょうが、麻薬で洗脳されて狂信的民族主義戦士に改造された少年がまだ20万人もいりっていうんだから、悲劇に悲劇の連鎖が止むことはないでしょう!!
もう、政治の問題!!!
ダイアモンドが、彼等の貧困を救うのか?????決して救っていない!!!
この、問題を真正面から捉えた、姿勢と・映画の内容に脱帽しました。
物語の舞台になった、西アフリカ・シエラレオネっていう国、まったく知りませんでした。
情けないことです!!
欧米とかアジアにしか関心が向いていない自分!!猛反省でした。
プログラムに東京外国語大学教授・伊勢崎賢治さんの「知られざるシエラレオネ扮装の10年」という文章は、カツモクして読むべきです。
伊勢崎さんは実際にシエラレオネに住んで、この民族紛争を目の当たりにしたかたです。
ラストもいいなーーーー、久しぶりに感動映画に出会いました。
コメント (2)
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加齢礼賛!

2007-04-29 | 読んでみた。finding.
眠れぬ真珠

新潮社

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池袋ウエストパークシリーズでは若者を描いて好評だった作者。
こんどは、年を取るっていうのも、まんざらではないね!!って思わせる小説を書きました。
「娼年」にも、若さだけでなく、年を重ねる良さを描く萌芽もあったけれど、ここでは恋愛仕立てにしました。
離婚暦一回45歳の咲世が主人公。メゾナントという銅版画作者です。
海辺のリキッドカフェで、映像作家28歳独身の素樹と出会います。この辺がいかにもおしゃれで、石田衣良風っていえばいえるけれど・・・。
年を重ねるって、できないことを、みきりつけられるようになる!!っていいます。
「若いころは、夢見てもかなわないことで、自分を傷つけていて・そうなりたいとさえ願っていない夢で自分を傷つけていた。今は、自分にだけできることがわかる。」177ページ。
「どんな風に45歳のわたしを受とっているか、わたしでなくては決して見つからなかった光を封じ込めてあります。」と、最後の場面・銅版画個展での挨拶を締めくくります。H/ヒューストンでなくリンダロンシュタットの「アイ ウイル オールウェイズ ラブ ユー」が出てきたり、20世紀・スペインの作曲家フェデリコ・マンボウのピアノ曲をラローチャが弾いていたり・・・。
石田節健在です。
よく、都合よく出来過ぎているっていう批判もあるだろうけれど、恋愛小説としては、きわめて読み心地は上質。
加齢している私にとっても気持ち良い小説でした。
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カナダ・ロイヤル・ウイニペク・バレエ団。

2007-04-28 | looking.
ザ・フィドラー・オブ・ジ・オペラ
シャハム(ギル), 江口玲, ロッシーニ, サラサーテ, グルック, パガニーニ, プロコフィエフ, R.シュトラウス
ユニバーサルクラシック

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モーツアルト最後のオペラっていうよりも歌芝居(ジングシュピーゲル)は、たくさん編曲されて楽しませてくれてます。
この、ギル・シャハムのヴァイオリンも編曲が楽しい!!!!
魔笛のパパゲーノ(鳥刺し)の衣装で、幻想曲を弾いてくれます。
昨晩NHK教育テレビ夜10時半から、マーク・ゴッテン主宰するカナダ・ロイヤル・ウイニペク・バレエ団による「魔笛」の映像が流れました。
驚いたのは、開幕すると主人公タミーノがビールジョッキを持って酔っ払ってテレビを見ている場面から始まるんです。
赤いベストのパンツという気軽な1960年代の衣装です。
映像の中から、夜の女王一行が、タミーノを誘惑してきて、激しく踊ります。
ザラストロは、別室というか、もう一つの視点て、テレビを見ているだけ!!!!
原作の順番を解体して、新たなストーリーを組み立てています。
王女タミーナと、ザラストロは和解・深紅ビロードのコートをタミーナにかけて踊る姿は優美です。
しかし、夜の女王は、タミーナにナイフを渡し・ザラストロ殺害を依頼!!
しかし、原作では失脚する夜の女王もザラストロと仲良くなっちゃって大円団、ハッピーエンドとなります。
W・スウイートの演出が輝いています!!
パパゲーノ「ムムムムムムム・アリア」では、何と!何と!!男の貞操帯と口枷で拘束されたパパゲーノ・笑っちゃいます。
ずた袋に入った、大量のモミガラが、パパゲーナとパパゲーノの二重唱の場面で使われます。
籾殻・種が多産を表現しているのでしょうか????
大量の舞台一杯のもみ殻を、巻き上げ・撒き散らしながらフィナーレを迎えます。
もみ殻が、照明に反射して・キラキラと輝く・晴れやかなフィナーレ!!!
見事!!
また、ライブを見てみたいバレエ団がひとつ増えました。
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万年筆とマンドリン。

2007-04-27 | 読んでみた。finding.
クローズド・ノート

角川書店

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とっても効果的に万年筆が描かれています。
スーベーレンの万年筆使いたくなってしまうし、モンブランのマイスターシュティック・アウロラオプティマクラシックなどなど、よくもこんなに種類あるのかとも感じるけれど、好ましい!!
なにが良いかっていうと、主人公香恵が万年筆屋の店員であり、接客の進化がkの小説の中で目の当たりに出来ることです。
接客業の極意を伝授されるような???「魂とは共感できるストーリーなのよ!!」62ページ。  とまで、行っちゃいます。
そしてこの店頭が、イラストレーター石飛との出会いの場であり、石飛の自転車から見上げる主人公のアパートに「クローズド・ノート」があります。
それは主人公の前に入居していた、熱血先生伊吹さんが、書き残した日記で、押入れの奥横に隠れていました。
ストーカー紛いの彼や、石飛さんへの想いに揺れる主人公!!
この日記を読むことで、救われてきます。
そして、マンドリン演奏会でのハップニング。彼氏らが鉢合わせしていたのです。
そしてイラストレーター初個展で、お祝いのマンドリンを弾くことになる香恵。
劇的で熱い幕切れが用意されていました。
シーンと目頭が熱くなります。
「火の粉」の迫力とは、全く違った切り口で、読ませます!!!
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89番目。

2007-04-26 | ヘルスsoothing.
ようやくというか?やっと・抗悪性腫瘍剤・抗VEGFヒト化モノクローナル抗体「アバスチン」が製造販売承認を取得しました。
6月までには発売される予定です。
待ちに待った・大腸癌の治療薬です。
もう既に、88ヶ国、144000人以上の患者さんに使用されています。
いままでは、海外からの個人輸入しか方法は無く、1回分20万円くらい掛かったのではないでしょうか??
今回、薬価収載され、保険適応になったのは、大変喜ばしく・患者さんにとって、これに勝る喜びはないと思います。
そてにしても、いつも思うのは、承認の遅さが、なんとかならないものか???
です。
既に88ヶ国で承認!!!
日本は、少なくともアメリカに次いで世界第二位のGDPがあるのです。
患者さんの痛み・不便さ解消を第一と考えるのならば、もう少し、5番目くらい、せめて早いほうから10番目には市場に出回るようにして頂きたいです。
先々週に日経新聞第一面に大きく、製造承認許可まで1年半・スピードアップを目指すと掲載されていましたが、なんとかスタッフをフル回転させて、いいお薬は早期発売できるようにして欲しいです。
お願い!!!
厚生労働省さん!!!
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京都情緒。

2007-04-25 | looking.
今年は、五月の「鴨川をどり」に行けなくなり、2度都をどりを見ました。
劇・台詞の多い鴨川をどりに比較して、都をどりは、規模も大きく華やかです。
木屋町「なかむら」で食事のあと、祇園白川辺りを散歩しました。
東山石部小路とならんで、もっとも京都らしい場所かも知れません。
白川沿いには、お茶屋さんや、観光客相手の料理屋さんがずらり風紀保存地区として古い建物のまま、並んでいます。
写真・「お入りやす!」の木の札がぶら下がっているいるのは、京都おばんざいで有名な「侘助」。
お手頃なお値段で、京都情緒が味わえます。
白川を、新橋の方まで歩いて、新橋のたもとにある「かとう」で一杯やりました。
もう、中庭つきの細長い住宅。
間口の広さで税金を取られたので、防衛策・典型的京都住居です。
ワイン2本空けて、おつまみ4人で3万円ちょっとはリーズナブルでした。
「かとう」
京都市東山区祇園新橋橋本町387.
ゆったりとリフレッシュしてきました。
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通訳の眼。

2007-04-24 | 読んでみた。finding.
ガセネッタ&シモネッタ

文藝春秋

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先日読んだ米原さん唯一の小説「オリガモリゾワナの反語法」が、あまりにも感動的だったので、エッセイも読んでみようと手に取った一冊です。
こちらも、なかなかずっしりと手ごたえ・重みの感じられる文章がギッシリ詰まっています。
反語法にも、真実を伝えるために、わざと反対のことを言って、理解させようとするっていうのに、共通点があるのが通訳業っていうことも感じられます。
前半は、ロシア語通訳者時代の出会ったことなど・・・・、シノネタや反語を日本語に、またはロシア語に訳す難しさが・笑いを誘います。
渡辺淳一さんの「失楽園」を訳すに・苦労すしたとか、豆腐は、大豆ミルクから作るカッテージチーズ、お寿司をご飯のオープンサンドと訳したりで、楽しい実例集が並びます。
硬派、米原さんは社会批判も忘れません!
まずは最近のテレビは「お前ら馬鹿になれ!!」って言っているようなもんだと、バッサリ。
高齢者福祉センター利用の体験から、これを高齢者を対象に業務展開する企業を支援するセンターじゃないかと定義します。
だってセンターへの移動にタクシーなら650円なのに、センターの車だと6500円取られて、自宅をバリアフリーにするってんで、一箇所粘着テープを貼ってもらったら12000円も取られた。181ページなど、はっきり書いてます
痛快丸かじりの離しっぷりです。
チェリスト、ロストロポーヴィッチの素晴らしい言葉も紹介されます。「美しい音を子供たちに聞き分けさせるためにはどうしたらいう?」という質問に対して「美しい音も、汚い音も無い。大切なのは伝えたいメッセージを最も的確に伝えられる音が、そのメッセージにふさわしい音、それがいい音だ。」245ページ。
すごくギッシリ美味しいものが詰まっている幕の内弁当みたいな本です。
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懐かしい!

2007-04-23 | 読んでみた。finding.
のり平のパーッといきましょう

小学館

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先週木曜日から第一三共統合の会、ヘルスケア統合会社発足と、ずーーーっと東京。そして昨日は愛岐カントリー倶楽部ででゴルフと、なかなかパソコンに向う時間無しでした。
桃屋の江戸むらさきで有名だったコメディアン・三木のり平の一代記です。
のり平さんから口述されたものを、本にしています。
生まれてから、戦中戦後、波乱万丈の中での結婚、舞台、奥様との出会い、往復書簡まで紹介されています。
巻末には、細かく1941年から1999年までの芸能年賦まで掲載されているとう念の入れようです。
のり平さん、まず・本名が、田沼則子だったことにビックリでした。
(タヌマ タダシ)と読みます。ノリコじゃーないんです。
命名時に、女の子みたいと、母親は反対したのだけれど、「小野妹子は女か??!孔子や孟子は女か?子がつく男は立派になるんだ!!」っていう父親の言葉で決まってしまいます。
これが、後々、赤紙が来るのが、遅くなる要因となるのですから・・・。
人生解らんもんです。
則子さん!!区役所に、まだ徴兵検査の案内が来ないって訴え出て、区役所も気付きっていうんですから・・・。
全体・面白いけれど、圧倒的に前半が面白いです。
後半の江戸時代文化のウンチクも楽しい。
成田屋十八番「毛抜」のあらすじ・・・そのばかばかしさ!!「助六寿司」の名前の由来。「卯の花」「つくね」「竜田揚げ」は何故?そう呼ぶか・・・などなど。
あと、とっても懐かしく、貴重な写真が100枚ばかり載っているんです。
お座敷の写真には、エノケン、金語楼、ロッパ、トニー谷、などが写っています。
「夢で逢いましょう!」「若い季節!」の出演メンバーも載っています。
映画「社長シリーズ」「駅前シリーズ」
あーーーー懐かしさで、胸が一杯になります。一杯にしてくれる本です。
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調理後。

2007-04-19 | 旨い!tasting.
メトイカって始めて聞きましたが、ケンサキイカを、ここ三崎近辺ではメトイカと呼ぶそうです。
今が旬です。
神奈川沖・太平洋では、ヤリイカも2月から5月まで採れます。もっと透き通った透明の身をしていて、あっさりとした味。
アオリイカは6月から8月になります。同時期に獲れるコウイカ(スミイカ)も肉厚で刺身が美味しいです。
このスミイカ、身に甘味が強く、とても美味しい烏賊です。
丁度、卵も持っていましたので、珍味メトイカの卵も頂きました。
調理すると、もうゲソは、お皿に吸盤のようにくっついて、はがれません!!
ようやく剥がして、口に入れると、口の中に足が吸い付きます。
身も、プリプリで旨かったなーーー!!
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メトイカ。

2007-04-19 | 旨い!tasting.
4月18日は、年に1回の奈良大神神社の鎮花祭(はなしずめのまつり)でした。
1300年前から行なわれている歴史ある行事で、桜の花が終わる頃、暖かくなり「流行り病」が流行するのを鎮め、無病息災を祈願するお祭りです。
女人高野「室生寺」の近く。
三輪そうめんで有名な、JR三輪駅から歩いて5分のところにあります。
巫女たちの舞いも奉納され、玉串奉天までさせていただき、横浜に向かいました。
新横浜から桜木町・野毛へ。
お世話になった武田薬品の方の送別会です。
またまた、磯料理「みつる」に集まりました。
クチコから、手巻きトロの寿司まで、堪能しましたが、本日、新鮮な「メトイカ」があるっていうことで、早速調理してもらいました。
水槽から上ったばかりの見事な烏賊です。
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