阿川佐和子さん。

著書「聞く力」が、１００万部を突破。取材インタビュー番組担当、三ヶ月の予定がなんと２０年になってしまった集大成の本。
なぜ？こんな長寿担当となることができたのでしょうか？？？？
例えば、ユーゴスラビア紛争の取材に行ったときにも、当事者たちの取材よりも、紛争の中で日常生活おくっている生活者を取材してしまう。
偉大なる父、阿川弘之さんの助言は「正義の御旗を掲げるな」「正論を語るのはたたでさえ危険」なのにましてや女なんだから、、、、、云々。
自然がなにより大事だといっている人が、森の中に家を建てている。あなたこそ公害では？？？？？
自分に子はいなくても　他人の子に経験は伝えられる。
組織に属していないから「昇格」は生涯無い。ボーナスも無い。
どこの段階にいるという自覚が無い。
その分　自覚年齢が低い。
定年も無い。
自分自身がいい刺激を受け続けるためには、息をひきとるまで仕事をしていたい。
きっと楽しいだろう。

阿川さん、見事！！！！

そんなに強くなってどうするのあなた。

上野の森美術館で今月３０日まで開かれている「voca展」。新しい平面作品で現代に輝いている作品を選んで展示している。若い力が漲ってる。
佳作賞受賞した、大坂秩加さんの「そんなに強くなってどうするのあなた」縦長４mの大作です。
生活感あふれる建物の屋上からブーケを後ろに投げ下ろして、まさに落下中。それを捕えんとする娘たち。
大坂さんのトークによると、一生懸命結婚願望もあり輝いている娘さんたち。強くなりたい、強く行生きたいと！！！
しかし、滑稽でもあり、愛すべき　間抜けさもある。
そんな彼女たちへのリスペクト、応援も込めて描いた。
蜘蛛の糸の小説も連想してしまった。

疋田善平さん。

５０歳で病院を辞めてから４０年以上、僻地医療を貫き、医師の本分をまっとうしている疋田さん、見事です。
疋田さんが入った高知四万十川の山村、寝たきり老人がゼロになり、赴任後数年で健康保険料値下げが実現したんです。
高齢者がほとんどの山村で稀なこと。
何をしたんでしょう？？？？
そもそも病院を辞めたのが、病院は患者を人間らしく生かそうと考えていない、という疑問からでした。
生活の集大成がくるのが病気だから、在宅に誘導して、患者さんの生活に寄り添うことをしよう。
嫁、姑との関係はどうか、、、トイレで生活の清潔度わかるし、、、。
病気を治すことだけが医師の仕事ではない。
患者さんの望む死に方に合致させ　満足した死に方ができるように協力するのも医師の務め。胃ろう措置は単なる延命。
尊厳死というと、人はどうあるべきかという定義をつくってしまいがち。
全面的に患者さんの希望を生かすのが満足死です。
医師はえらいんだという概念も抜けないし、望まない患者さんが大半だが、、、。
医師を使う、利用するくらいに考えてもらう。
こしてほしいと言えるようになるよう、医師も患者さんが希望を言い易いようにしなければならない。
と、書いています。
父の死と重ね合わせて感動でした。

ヤマザキマリさん。

１９６７年生まれの漫画家さん。受賞大人気作品「テルマエロマエ」は、映画にもなりました。
北海道の自然児だったマリさん。１９８６年フィレンツエの美術学校に入るころから激動の人生がはじまります。
お金無いのにアルバイトして美術学校に通い、まったく生活力の無い彼を養っていたというんだから、、、。
１０年目に子供が出来て、「面倒みるのは彼でなくて、この子だ！！！」とばかりに、彼と別れる。
北海道に帰国したら、ビオラ奏者だった母が「しゃあない！！孫の代までは私の責任だ！！」と受け入れてくれる。
この母にして！！！！！このマリさんあり！！！！
黒澤明監督の「デルスウザーラ」に感動して、息子に、「デルス」と、シベリア系北方民族の名前をつけてしまう。
この命名で子供はえらく苦労する。
年下のイタリア人と再婚するエピソードも破天荒。
美術学校時代お世話になった家族を母と訪ねるとこがきっかけ。母の「彼、あんたがいないとダメかも」
の一言。
帰国後、国際電話で告白され、「ああいいよ』
ブルトーザーみたい巨大な推進力を感じるヤマザキマリさん。
肝っ玉母さんの豪快さと裏腹に育児日記にはホロリだね。

がんが消えた生活。

私の大学時代の同級生が幻冬社から本を出しました。
T薬品を退社し、出版社に再就職したとき食道がんを患い、壮絶な闘病生活をおくった日々を日記にしていました。
今回、その体験を本にして出版してくれました。
食道がんが発見されてから、大手術、抗がん剤治療、左肺への転移、再手術。放射線治療、右肺へ再転移。手術。
頸部への転移が認められ、また、手術。
その間、免疫力を高める努力を続け、新鮮な野菜中心の食事。自家製無農薬野菜ジュースを飲んで、塩分を控え目に、精製糖をなるべくとらず、玄米を中心に、食生活を変えました。
「明日晴れますように」と、たんに願うではなく「晴天下でゴルフを楽しんでいる姿を思う」ようにしたこと。
癌のことを考えない時間を持つこと。
がんは神様からの贈りもの、、、と思うようになってきた。なぜなら「ごく普通の毎日をおくることの素晴らしさ」に目覚めることが出来た。
大切なのは「何かを始めたり　取り組んだりした行動」
などなど、教えられることいっぱいです。
頑張れ高木君！！！
熱いエールをおくります。

君子の交わりは、、、、。

沖縄すば、屈指の名店だと思う。
糸満市武富６０３－１　午前１１時から営業。売り切れ次第終了のお店です。０９８－９９２－１３０２
とても美味しく鰹出汁、昆布風味のスープに腰にしっかりとした麺。甘辛く煮込んだソーキがまた滋味。
店名を「淡すい」といいます。
謂れは、荘子から。
「君子の交わりは　淡として　水の若し」

世界潮流の読み方。

章立てが、１、アメリカ経済の失速で日本はどうなる、１、日本の課題と挑戦、１、中国は、、、？、１、変容するアジア、と続きます。
元ジャーナリスト、語られて行きます。
「地獄への道は、善意で敷き詰められている」では、政府のローン金利上限規制の問題に触れます。国家の市場介入には異議ありの通奏低音が流れてます。
どこからでも借りることが出来るようにしたように見えるけど、実は借り難くなり、暴力団の闇金融をのさばらせる現状になってきている。
イギリス人でありながら、アメリカの大統領選挙へは賛辞をおくっています。
アメリカがどの国よりも新しい考えや変革にオープンであること。多様性と再生、それと楽観主義が広がっていて、ジェファーソン、ワシントン時代に大統領の権限を大きく制限し、政府が国を支配することを難しくした。
よってオバマ大統領が選ばれたといいます。
アメリカ以外では起こりえなかったと言っています。

「きょうよう」と「きょういく」が大事！！！！

６０歳から７５歳の方々のための人材派遣会社「老齢社」を立ち上げた上田研二さん。
すごいなーーー。
実績就業率５０％以上を誇る。
定年退職して、ゴルフ、旅行三昧していても、だいたい半年で飽きてしまう方がほとんど。
あとは、ぶらりぶらりで、奥様からも煙たがれ、居場所がなくなってきてしまいます。
とにかく、やる気となんかの能力をもっている人なら７５歳まで就労可能な世界をつくるのが夢であり使命だとおもって活動している。立派！！！世の中の雰囲気や仕事の仕組みを変えようとしている。
定年制など必要ないし、むしろ、定年が必要なのは経営陣ではないかとも警告。

だいたいは、多くて週３日、月８－ーー１０万円稼いでもらっているそうです。
元気で働いていたら、税金、保険料など、社会保障費を軽減できるし、稼いだお金使うから経済の活性化にもつながる。
そこで、このとても大事な言葉が出てくる。
「きょうよう」、今日も用事がある。
「きょういく」、今日もどこか行くところがある。
見事！！！！

ドラッグストアーショー最終日。

金曜日開幕したドラッグストアーショーも本日最終日。
天気にも恵まれたから、おそらく１２万人以上の入場者で賑わうでしょう。
我が社も広いブースでガンンバっています。
手応えを成果へと結びつけて行きたいです。

初日開会式のあと会社に戻るため、京葉線、海浜幕張駅で１１時５分の快速電車に乗車。
ところが、おとなり北習志野駅沿線火災のため、運転見合わせで動き出すのが１１時２０分になるとのアナウンス。
それならば良し！！！と、乗り込むが、火災は鎮火したけれど、安全確認のため３５分ころになるとのアナウンス。
車内にはあーーーー、とためいき。
でも、まだ３６分になっても動かない、
次のアナウンスは、１２時頃になるとのこと。
安全確認は、どのような手順で行われているのでしょう？？？？？？？
１２時過ぎても動かない。
とうに１２時１５分ころになるとのアナウンスに乗客は、「またか、、、、、、JRっていつもこうで、あてにならないから、、、」
と、怒りのコメントに、、、、、、。
動いたのが、１２時２０分過ぎ。
ようやく、私は経営会議に間に合ったが、、あとから出た営業本部長は遅刻。
無論、昼飯抜きでした。
しっかりと、確度の高い情報を伝えて欲しいです。
jr
北海道の例もありますが、しっかりしてくださいJR.

沖縄の恵み。

先週行った沖縄で注文しておいたピーチパインと、タンカンが届きました。
ポンカンとネーブルが自然交配してできたタンカン。
果汁水分たっぷりで美味しいです。
ピーチパインはもう少し熟成させます。
楽しみ！！！！