![]() | ゴサインタン―神の座 (文春文庫)篠田 節子文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
最近は、結婚詐欺の話題が新聞紙上をにぎわしてます。
クヒオ大佐は、男の結婚詐欺。 女性のほうが怖いね!!!
素封家、結木家の跡取り輝和は、農家でもあり、結婚斡旋業者に400万円を支払って、ネパールから嫁さんを迎えます。
当時の農家って、お嫁さん来てくれなかったもん。
これならば硬いか??????業者次第か?????
結婚生活が始まると、愛人が死んでしまいます。父親も・・・続いて母親も!!!
普通の結婚生活が始まっているのですが・・・・・・。
淑子は、小作や周囲の貧しい人々に、どんどんお金・資産をあげちゃう!!!
病気も淑子にかかると治るっていう現象も・・・。
みるまに、土地もお金も無くなっていきます。
このへんから淑子は、輝和に向って「捨てよ!!捨てよ!!!捨てよ!!」。
男は、すべてを捨て切るもんだろうか????
地位も、土地も、建物も、お金も、すべてスッカラカン!!!ゼロに!!!
恐ろしい物語。
すべてが無くなってしまう。
やがて、淑子を教祖としてまつりあげようと企む連中があらわれる。
与える金品がなくなると群集は去り、世間からはじき出された30人が残る。
さーーー、宗教ってよりどころ、社会とのかかわりは????
たくさんの問題を提示しながら・・・・・・・・・。
宗教は、社会を超えているか????
見せ掛けと違って、間違いなく社会の産物であるということを知らされます。