因果一如

㈱HIRO建築設計、代表者のHIROと申します。ちょっと個人的、ゆるーいけどディープな話題を書いていけたら…と思います!

寸法にこだわって

2018-03-09 09:18:09 | お仕事
毎日同じような進捗の現場ですが今日の現場です


これは住宅です。
一昨日上棟が済んだばかりですがとにかくデカイ!

木造アパートかと思うような豪邸です。

さて

木造軸組工法の場合、まずモジュール(基本となる寸法の単位)というのがありましてその寸法が基準になります。

よく間取りを方眼紙に書きますがあの1マスのことをモジュール、っていいます。ごく一般的な木造建築物ですと91センチというのが基準になります。(メーターモジュールを標準にしている業者もありますけどね)

91センチモジュールの場合、普通の廊下幅は柱間隔が91センチなので仕上げ寸法でいうとおおよそ75センチくらいになってしまいます。

この建物も基本的なモジュールは91センチなのですが階段や廊下の部分だけはメーターモジュール、すなわち1メートルのモジュールにしました。



奥の91センチと手前の1メートルの柱間隔の違い、わかるでしうか?

これならば仕上げ寸法も約85センチくらいとれます。

廊下手摺、車椅子対応にしたやさしい家です!
コメント
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