昨年12月発売のシングル『12月のカンガルー』でSKE48の新Wセンターに抜擢された次期エース候補の北川綾巴と宮前杏実の速報結果は明暗が分かれたカタチとなった。前回の最終結果では圏外だった2人だが、速報結果では78位の北川は今回73位へと順位を上げた。一方の宮前は53位から68位と逆に下げた。
2人は、長年センターを務めてきた松井玲奈と松井珠理奈のW松井に代わり、前記のシングルで新Wセンターに抜擢され、その名を広めた。今回の総選挙速報結果では前回を上回る順位が期待されたが、ふたを開けてみれば悔しさが残るものとなった。
その悔しさはブログやSNSでも滲み出ている。速報結果が発表されたその日の夜に北川はブログで「5位ランクアップ。凄いことだし。感謝の気持ちでいっぱいです。4,003票。一日でこんなにたくさんの方の愛をいただけたなんて心から嬉しく思います」としながらも「今言えるのはとにかく不安です」と吐露。
それでも「私は信じています。決めたもん。あのステージにあがってみんなと笑う。絶対に叶えたい。叶えます。6月6日。その日まで私は諦めません。絶対にランクインするんだ!!」と強い決意を示した。トークアプリ「755」でも「もっともっと上を目指します」「絶対あきらめません」と綴っている。
また、22日付ブログでも「みなさんも悔しい。と思っていてくれて。りょうはと同じ気持ちなんだなって。速報発表からいろんなことを考えてしまうけど。うじうじしてたって何も変わらないし。何も始まりません。りょうははりょうはらしく笑顔でなきゃね」と不安で揺らぐ気持ちをただしている。
一方の宮前は、20日付のブログで「本当に嬉しいの! めえええっっちゃ! 嬉しいのです」としながらも「でもそれ以上に悔しい」と本音も。「いつもはこんな事言わないけど、今年は言います! 思ったこと!」「私は今年に本当にほんとにかけているんです」「悔しさをバネに、当日まで気を抜かず活動していきます」と気持ちをダイレクトに伝えた。
その後、「755」でも「今回はミュージカルやWセンターなど、 様々な活動をさせていただいた分、結果を残したいです」(23日付)、「最近存在感がなく元気がないとよく言われるのでプライドをかけて全力でまだまだアイドルやりますよ!」(24日付)と心境を綴っている。
SKE48の新Wセンターに抜擢された2人。後半戦に望みを託して、最終結果での更なる飛躍、そして巻き返しとなるか。動向が気になるところだ。