時を紡いで

手芸や町歩きなどを楽しんだり日々の思いを
書いています。
神戸からの発信です

   さっちゃんの歌 (蒲郡にて)

2014-04-12 00:58:23 | 思い

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            hirugaoの下の名前は幸子、さっちゃんなのです。

 

     

      東京に向かう日の朝、1週間近くも留守にするのでこの大好きなピンクの散り椿の

     写真を撮って出かけることにしました。

 

 

     

       今年もいくつか蕾を欠いたものの50こくらいは咲くだろうか。 

       傘をさすのも大変な風雨の旅立ちの朝でした。

 

 

    

     中学を卒業の時に皆この蒲郡(がまごうり )の近くに住んでいました。

     1年に1回3月の最終の日曜日の12時に会うことを約束しました。

     8人の同期の仲間です。 今日は1人お休みでしたが・・・

      私が新横浜まで行くと言ったら途中下車して会いたいというのでこの雨の中を

      行くことにしました。

       さっちゃんはどれかな?あててみてくださいな。

      蒲郡の駅は昔の駅を忘れてしまうほど立派に建て替えられていました。 

      

 

     

       さっちゃんが来るなら11時に集まろうとみんなが言ってくれてここ市民会館の

       レストランに集合しました。

       さっちゃんはね  さちこというんだ本当わね。 

       このことはみんなちゃんづけで呼んでいました。

       ランチを食べて珈琲を頂いてみんなの差し入れのおやつを頂いて

       私は多分10年ぶりくらいみんなに会っていませんでした。 

 

     

      この窓からは三河の海が見えるはずでした。

      この日は何も見えないくらいの雨でした。

      さっちゃんはいくつになってもさっちゃんと呼ばれています。

      「来年も来てね」  みんなの暖かい思いでこの暴風雨の中を又JR の駅まで行き

      豊橋の駅から新幹線に乗りました。

         

         半世紀近い時を経ても皆変わることもなく「さっちゃん」と呼んでくれました。

         この写真を載せたのはそうしたみんなの気持ちがうれしくて今からこの写真を

         郵便で送ろうと思ったからです。

         これで東京行きの写真は終わりです。さあ、今度は神戸の桜なのです。

                 

         15の春、皆希望を持っていた頃でした。

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