富士と女優

美しいものを見て感性を潤いたいな。

今日の富士山

2023-07-02 20:28:25 | Weblog

時之栖 ありがた山から

 

  

裾野市営墓地から

富士山検定
   模擬問題(気象に関する問題)

    第1問 高度が100メートル上がるごとに、気温はおよそ
        何度下がるか?

       ①0.3度 ②0.6度 ③3度 ④6度



    …………………………………………………………………………


     正解 ②の0.6度

       富士山は、気温が低く風の強い山である。
       富士山測候所における30年間(1971~2000年)の調べ
       では、山頂の年間の平均気温は氷点下6.4度。
       10月から5月の間は、つねに平均気温が0度を下回る。
       これまでの最低気温は、1981(昭和56)年2月27日
       に観測された氷点下38.0度。
       最高気温は、1942(昭和17)年8月13日に記録された
       17.8度。
       富士山のの気温の低さは、標高の高さ(高度が100メー
       トル上がるごとに気温がおよそ0.6度ずつ低下する)が
       もっとも大きな要因ではあるが、風による影響も受けて
       いる。富士山は独立峰であるため、吹きつける風は、衰
       えることなく山体に沿って中腹の大気を押し上げながら
       頂上へと昇る。押し上げられた大気は気圧の違いによっ
       て膨張し、気温を下げる。この「断熱膨張」が起こるた
       め、富士山頂は、同標高の自由大気よりもさらに2~3
       度気温が低くなる。
       冬期にとくに気温が下がり、氷点下10度以下にまで
       なるのは、その時期に吹き荒れる季節風の影響をいちじ
       るしく受けるためである。
       山頂の平均気圧は637.8ヘクトパスカルで、平地のおよそ
       3分の2。水の沸点は87.8度であり、ご飯もうまく
       炊けない。
       

    {富士山検定公式テキスト}富士山検定協会著2006年発行から

 

 

 

 

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