一番好きな番組が、鶴瓶の家族に乾杯
今日は、熊本でした。
震災の跡がまだ残る益城町と西原村でした。
実家が熊本だと言うと、実家の方は大丈夫でしたか?
と、今でも言われます。
うちの実家は、なんの被害もなく、
うちの親も震災の方より、自分の病気のほうが大変だったので
私も、そちらの方を気にしていたけれど、
テレビで、被害の酷かった話を聞き、被害の後の現状を見ると
改めて、熊本のことを思いました。
登場人物で一番心に残った人がいました。
それとともに、懐かしい場所を思い出すことがありました。
この紫のレースを編んだ方
災害のあと、手芸の会に入った頃は
周りの人は彼女のことを怖がったそうです。
でも、それは怖いのではなく、不安だったんだろうと思います。
彼女から番組にお礼の手紙が来てて、
その中に子どものころ施設で育ったことが書いてました。
手紙を見ると、天使園と書いてありました。
天使園は、子どもが通ってた小学校のそばにあり
長男gのクラスにも、ひとりいました。
朝の読み聞かせをするときに、私が読む絵本の中に
みなしごという言葉があり、悩みました。
先輩のお母さんたちに相談すると、
ひとりぼっちに変えたら?と提案され、そうする方にしました。
一年生は、絵本のそばに集まって聞きます。
私が、ひとりぼっちなんだ。と読むと、
「みなしごって書いてある!」と、ひとりの子が見つけました。
スルーして読み続けましたが、余計なことしたかな?という思いもありました。
でも、そのまま読んでたら、「みなしごってなあに?」と聞かれたかもしれない。
正解はないですね。
あのレース編みの、あまり愛想のない女性は、
天使園を出たあと、苦労したのでしょうね。
お礼状を書くほど本当に嬉しかったのですね。
きっと、この思い出は彼女の心の支えになると思います。
心の支えになる思い出ってありますからね。
西原村のシーンになりました。
西原村には、友達のkさんがいました。
kさんは、亡くなってしまったけれど、
彼女が結んでくれた縁があります。
フミヤが、西原村で絵本屋さんを見つけました。
もしかして?
やっぱり!
『竹とんぼ』です。
行った行った!
そう、kさんの運転ででかけたのでした。
私の頭の中の思い出と重なるかのように番組が進みました。
ここのご主人のお話も書いたことがありました。
水前寺のお店には、週刊誌なども置いて経営していたけれど
好きな本だけ売りたい。と、西原村に絵本やさんの竹とんぼを始めたこと。
息子さんが、クマのプーさんの本が好きで感想文を書いたけれど
担任の先生が、ディズニーのクマのプーさんと思って
そんな本はダメだと言ったことに呆れたこと。
私は、竹とんぼで、なんの本を買ったかと思い出したら
クマのプーさんを買ったのでした。
あの本どこに行ったかな?探さなきゃね。
フミヤは、トルストイの『人はどうやって生きるか』
を、購入していました。
彼も、悩みながら生きているんだろうな。
私も図書館に予約しました。
フミヤは、若いころより今のほうがいいな。
西城秀樹も、苦労してからの方が良くなったな。
あと、1ヶ月で、熊本です。
熊本生まれのジューンベリー今年は少ないけれど、
赤い実が可愛いです。