お昼寝の時間に、とても大きな鳴き声がした。
見ると、昨年担当だった子だった。
怖い夢でも見たのか、泣いて泣いて嗚咽
他の子が起きないように、外に出て
思いっきり泣かせた。
泣けない私は、代わりに泣いてもらってる感じもした。
血のつながらないもの同士が
なんだか泣くことで一つになれたような。
とても愛おしかった。
いつもなら、泣いてる子の気を紛らわせようと
あの手この手で気持ちを切り替えるようにやってみるのだけど、
なんだか、今日はそんなごまかしより
思いっきり気が済むまでが泣かせてあげたかった。
泣けない私の分まで泣いてもらったかなぁ
久しぶりに会えたけど、
私の胸に思いっきり甘えてくれたこと
嬉しかった。
甘えられたいんだよなぁ。私
そう言えば、甘え下手な私も
子どもの頃、怖い夢を見て起きて、
親の布団に潜り込んだな。
もう一度寝れば怖くないって言われて。
本当にそうだった。
忘れてたことを思い出せた。
ありがとう。