あかるいほうへ

       おばあさん魔女への道

赤に目がいくお年頃

2021-08-29 | 家族

まだ50代ですけど、子どもたちに祝ってもらいました。

普段は素っ気ない子どもたちですが、

さすがに還暦となると、やさしい。

伊東屋さんの赤いリボンも、還暦に寄せて見える。

中を開けたらね。

 欲しかった赤い万年筆とインク

北斎錆緑と歌麿紅桜ですって。

雅ですねぇ。

 

この万年筆で母に手紙を書こうと思ったら

老人ホームから電話がきて、ドキッ!としました。

高齢ですから、悪い風に考えちゃって。

そしたら、元気な母の声で

私が還暦だからって、電話をくれました。

思いは通じるのね。

早くコロナが終息してもらわないと。

母に直接会って話したいことがある。

コロナで大切な話が出来ないけれど、

私が成長するために必要な時間かもしれないな。

凛とした私を母に見てほしいから。

 

50代最後の日はお休みで、

いま借りたかった絵本を検索して

置いてある図書館まで行ってきました。

 花壇が綺麗で、蝶々が飛んでる。

エリカかな?好きな色合いです。

 

借りたかった絵本が、新品で嬉しかった。

昔は、なんとも思わなかったお話なのに、

いまになって、自分を生きることの大切さを感じました。

人から今の私がどう思われようと、今の私は私を生きている。

少なくとも昔よりはね。

だから、私は幸せなんだと思わせてくれる絵本でした。

 

人生の荒波が押し寄せた時こそ、

自分の大切にしているものがわかる。

たくさん手放しても、大切なものは残さなきゃ。

我が子たちは、手が離れてしまったけれど、

大切に生きてほしいと思う。