まだ50代ですけど、子どもたちに祝ってもらいました。
普段は素っ気ない子どもたちですが、
さすがに還暦となると、やさしい。
伊東屋さんの赤いリボンも、還暦に寄せて見える。
中を開けたらね。
欲しかった赤い万年筆とインク
北斎錆緑と歌麿紅桜ですって。
雅ですねぇ。
この万年筆で母に手紙を書こうと思ったら
老人ホームから電話がきて、ドキッ!としました。
高齢ですから、悪い風に考えちゃって。
そしたら、元気な母の声で
私が還暦だからって、電話をくれました。
思いは通じるのね。
早くコロナが終息してもらわないと。
母に直接会って話したいことがある。
コロナで大切な話が出来ないけれど、
私が成長するために必要な時間かもしれないな。
凛とした私を母に見てほしいから。
50代最後の日はお休みで、
いま借りたかった絵本を検索して
置いてある図書館まで行ってきました。
花壇が綺麗で、蝶々が飛んでる。
エリカかな?好きな色合いです。
借りたかった絵本が、新品で嬉しかった。
昔は、なんとも思わなかったお話なのに、
いまになって、自分を生きることの大切さを感じました。
人から今の私がどう思われようと、今の私は私を生きている。
少なくとも昔よりはね。
だから、私は幸せなんだと思わせてくれる絵本でした。
人生の荒波が押し寄せた時こそ、
自分の大切にしているものがわかる。
たくさん手放しても、大切なものは残さなきゃ。
我が子たちは、手が離れてしまったけれど、
大切に生きてほしいと思う。