あかるいほうへ

       おばあさん魔女への道

帰省の後は、元気

2021-11-13 | オシゴト

友達から、「田坂さんの本を私も読んでる。」ってラインがあった。

嬉しいな。

離れていても、共有出来るのね。

 

「今も図書館で働いてるんですよね?」

保育園の先生から、発表会用の音楽CD借りたいと

リクエスト!

ライン交換もしちゃったよ。

ダブルワークがこんなところで役に立つなんてね。

 

図書館で、お子様連れのお母さんが大きなバックから探し物をしている間。

泣いてる赤ちゃんを抱っこさせてもらったよ。

ちょっと泣いたけど、抱っこは慣れてるからね。

こちらでもダブルワーク役に立ったよ。

 

帰省をしたことで、一皮剥けたかな。

悩み出せば、いくらでも悩みは湧いてくるけれど

それを止める言葉は、母が言った

「くよくよしない。」

 

今回は、人を介しての母との面会だったので

私の近況報告もせず、父の話がメインだった。

親の老いを見るのは辛いけれど

目を背けず関わったことで、ひとつ強くなったのかも?

親を亡くした人からすれば、こうやって悩むことさえ羨ましいらしい。

 

保育園で働くことは、とても気持ちが爽やかになる。

今、園庭の大きな銀杏の木がぎんなんをたくさん付けている。

たまに、銀杏拾いもする。

私は、この銀杏拾いが好きなんだ。

今年は特に量が多いように思う。

 

大きな銀杏の木を見上げて、もうぎんなんは終わりかな?

と思っていても、風の強い日はたくさん落ちている。

同僚が熊手でかき集めたぎんなんたちを

フルイにかけて、葉っぱと砂を取り除く

あっという間にバケツ一杯たまるのです。

やってる側から、ぽとんぽとんと落ちてくるぎんなん。

大量のぎんなんを加工するの大変だろうな。

でも、私もいつかやってみたいことの一つです。

 

子どもたちとの関わり方も、少し大胆になってきたかも?

絵本を読むことも、歌を歌うことも、声が大きくなってきたし、

子どもとハイハイ競争したり、背中に乗っかった子どもをロデオのように揺らしたり、楽しいんだ。

4月には、ずーっと泣いてた子も

今ではたくましくなってね。愛おしいよ。

 

私は、五感を使った仕事が楽しい。

マニュアルでますますギチギチになってゆく仕事は苦痛だ。

決まり事がどんどん増えていくのは良くない傾向だ。

少なくとも私にとっては。

 

3月で図書館は辞める。

そう決めて働いている。

 

その先の不安もあるけれど、爽やかに生きるため。

 

未来に不安のない人なんてそうそういないね。

飛行機の離陸のとき、

身を委ねたら少し恐怖が無くなったように

自分が決めたことに、身を委ねるか。

自分の五感を信じて、生きていきますか。