あかるいほうへ

       おばあさん魔女への道

自分のご機嫌とり

2021-03-05 | お料理

図書館の同僚がね。

私のことだけは友達と思ってる。

他の人は同僚。

仕事帰りの電車で言ってくれてとても嬉しかったな。

私も彼女のこと好きだから。

 

以前、シーモが言った。

いいことは心の中で膨らませばいい。

私は膨らますよ。

 

私はないものねだりなところがある。

子育て真っ最中の頃は、自分1人の時間が欲しい。

それが1番の願いだった。

なのに、子どもたちが大人になって

仕事以外は1人の時間をおくれるようになって

寂しさを感じる。

 

保育園の同僚が、仕事前の孫のお世話で忙しそうにしてるのが

とても羨ましくて。

 

でも、いつかサリーに子どもができたとき、

そのお世話で忙しい日々が来るかもしれない。

そうなると、今度は自分の時間は少なくなってしまう。

だったら、今でしょ?と

仕事前に私の好きな椿屋珈琲で食事してから仕事に行くことにした。

このくらいバチ当たらないよね。

 

立居振る舞いの綺麗なお嬢さんがいらっしゃいませ。

とメニューを伺いにくる。

丁寧な接客に、私も上等な人間になった気になる。

ここのパスタと珈琲が美味しいんです。

ズワイガニのスープは濃厚で美味

鴨と菜の花のパスタ!

これなら私も作れそう!

しかも、加藤農園の菜の花はもっと花がたくさんついてて

もっとシャキシャキな状態で私なら作れるう。

鴨がスーパーに並んだとき作ろう。

 

自分のご機嫌は自分でとる。

 

打たれ弱い私だけれど、

辛抱強い私でもあるの。

 

そんなことを思いながら、

ささやかな楽しみを見つける。

 

思えば、今までだって

広くて浅い趣味に気を紛らわせながら生きてきたもの。

仕事に時間を取られる今

ある意味恵まれていたとさえ思える今

 

先日、缶チューハイ買ってみたけど

半分も飲めなかった。

やはり、私はお酒は身体に合わないみたいです。

 

シラフの状態で、いろんなことを考えるのが好き。

そんな心のうちを気兼ねなくかけるようなブログに変えようかと思っています。

還暦前なのでね。

これから先の自分が萎まないようにね。

 

夜中、仕事から帰ってきたシーモが

バタンキューで寝てしまった私の部屋の電気を消してくれる。

そこに愛を感じます。

そのくせ、自分はつけっぱなしで寝てるシーモ

 

会話はほとんどないけれど

穏やかに育った息子に感謝してる。

 

 

 


今思うこと。

2021-03-03 | 思う

先日の青梅市の大火事

火元は、以前お食事に伺ったお宅のそばでした。

最近は、大抵のことはネットで調べるのですが、

ネットでもわかりません。

かと言って、直接電話をするのも躊躇します。

焼け跡の写真から、あの素敵な家が見当たらないので

燃えてしまったのかと気を揉んでいます。

70歳くらいのご夫婦が、第二の人生と

都会から多摩の方に家を建て、

好きな料理を振る舞っていたのです。

2人ともお元気なご夫婦で、第二の人生を生き生きと過ごされていたのです。

もし焼けていたら、喪失感はいかばかりでしょう。

その年齢で再出発とは、辛すぎます。

 

あと半年もすれば、私は還暦です。

私の若い頃のイメージでは、悠々自適が目の前と思っていましたが

まさかダブルワークをしているなんで、思いもしなかったです。

でも、働ける身体には感謝です。

 

還暦を迎えるにあたって、これからの生き方について考えます。

そして、本に頼ったりなんかして。

六十歳からの自己実現というタイトルで選びましたが

まだ私には早かったようです。

まだピンとこない。

しかし、詩集の方は心に染みました。

 

受いれるというのは、難しいですね。

でも、加島さんの他の本を読んで、

ご本人が、あるとき1人だけ受け入れなかったことが書かれてあったので

私と同じだ。と、ますます受いれるの詩が、沁みました。

求めない。

こちらも同じく、人間は求めてしまうから。

求めない人が書いた詩だとしたら、教訓のようですが

もがきながら書いているから沁みるのです。

 

最近、好きだったテレビ番組ポツンと一軒家を、見たくなくなったのです。

なぜなんでしょう。

コロナ禍で、里帰りも出来ず、

職場の人間関係の煩わしさを、

淡々と働くことで自分の心を誤魔化しながら過ぎていく。

自分らしくない。

自分らしさは、保育園で!

そう自分に言い聞かせているけどね。

 

私には、自由な時間がもっと必要だ。

しかしお金も必要だから、今はこうして働くしかない。

 

ずっと東京で過ごしたい気持ちが、

少し薄れてきたのは、コロナのせいだけでもあるまい。

もちろん、私が必要とされれば、体が続く限り頑張るつもりだけれど

 

週末、ちょっとドライブでもしてみようかな。

自然に包まれたい気がする。