7. 童女のようにはしゃいだギリシャ旅行
・56才にして何かが一段落したということか、子供たちも、生活も、事務所勤めも、年金の研究も、著作も・・・・・・・、そして我々二人の人生そのものも。
・和子がこんなにはしゃいだのは、結婚以来始めてみることだった。そもそも結婚の直前から30年間ほど次々と襲ってくる生活の大波小波に翻弄されて息継ぐ暇もないままだったのだから。そお、確かに、結婚前のほんの一時、見たような和子、童女のようなその振る舞いを、はしゃぎようを!
・最後に一言、いつの日か機会があれば、ナフプリオンの安宿で、1ヶ月ほど何もしないで風に吹かれたままギリシャ人にまぎれて暮らしてみたいものである。
結局、ギリシャは、変わった経験、新しい体験にあふれている世界で、自ら探検し、もぐり込み、吸収し、そして自分自身をとけ込ませることを恐れない、好奇心の強い旅行者のための国なのだ。セロファンできれいに包まれた人生を望む人々にとっては、無意味な国である。
K.GOUVOUSSIS社刊行 (日本語版)『ギリシャ』
・56才にして何かが一段落したということか、子供たちも、生活も、事務所勤めも、年金の研究も、著作も・・・・・・・、そして我々二人の人生そのものも。
・和子がこんなにはしゃいだのは、結婚以来始めてみることだった。そもそも結婚の直前から30年間ほど次々と襲ってくる生活の大波小波に翻弄されて息継ぐ暇もないままだったのだから。そお、確かに、結婚前のほんの一時、見たような和子、童女のようなその振る舞いを、はしゃぎようを!
・最後に一言、いつの日か機会があれば、ナフプリオンの安宿で、1ヶ月ほど何もしないで風に吹かれたままギリシャ人にまぎれて暮らしてみたいものである。
結局、ギリシャは、変わった経験、新しい体験にあふれている世界で、自ら探検し、もぐり込み、吸収し、そして自分自身をとけ込ませることを恐れない、好奇心の強い旅行者のための国なのだ。セロファンできれいに包まれた人生を望む人々にとっては、無意味な国である。
K.GOUVOUSSIS社刊行 (日本語版)『ギリシャ』
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ロッキーズでお世話になっております、
RyoとSoのママです(分かるかな?)
ギリシャ旅行記、楽しく読ませて頂きました。
コーチは哲学科をご卒業だったのですね!
なんとなく、書かれる文章が理知的な意味が
よく分かりました!
また読みに立ち寄らせて頂きます
すぐ分かりましたよ。
お楽しみいただけましたら幸いです。
では又。