カクちゃんの徒歩!ホッ!な旅

カメラを持って、動物園、観光地、美術館、博物館などを巡りながら、ウォーキングを楽しんでいます。

「日本最初の喫茶店発祥の地」発見!

2008-07-15 | 写真

日本最初の喫茶店発祥の地を発見!

その場所は、
台東区上野1丁目1-10
サンヨー電機社屋の片隅にありました。

そこには、
日本最初の喫茶店
「可否茶館(かひさかん)」跡地

明治21年(1888年)4月13日、日本人による初めての喫茶店が、
鄭永慶(ていえいけい)[別名・西村鶴吉]によりこの地に設立された。
二百坪の敷地に五間と八間の二階建ての木造洋館であった。

一階には『トランプ、玉突き、クリケット、碁、将棋』を揃え、
また硯に便箋や封筒もおき、更衣室、化粧室、シャワー室、調理場などの設備の他に、
『内外の新聞、雑誌類、その他和漢洋書、書画を蒐集縦覧に供す』部屋を設け、
二階が喫茶室で、丸テーブル、角テーブルを配置、椅子は籐であった。

コーヒーは一杯一銭五厘、牛乳入りが二銭であり、一品料理、パン、
カステラなども出していた。ちなみに当時、「もりそば」は八厘であった。

設立者の鄭永慶は、近松門左衛門作の「国性爺合戦」で有名な
鄭成功の弟、七左衛門を先祖にもち、庶民のためのサロンとして、
また知識も学べる広場(コーヒーハウス)とすることを理念としての開店であった。

と記してありました。

左下の活字は、
当時読売新聞などに掲載された「可否茶館」の開業案内広告

右下写真は、
「可否茶館」の創始者・鄭永慶

コメント
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