若い頃、よく喫茶店に入りました。
ひとつにはコーヒーを飲みながらゆっくりと本を読みたかったからです。
またひとつにはモーニングサービスを狙ってのことです。
モーニングサービスは大概トーストとゆで卵のセットです。
トーストはほとんど4枚切りでした。
厚めの食パンをこんがりときつね色に焼き、焼き立てにバターを塗って食べる。
大好きなメニューでした。
家でもよくトーストを食べます。
でも4枚切りに挑戦しても、なかなかうまくいかない。
オーブントースターできつね色に焼き、取り出してすぐにマーガリンを塗る。
マーガリンだからでしょうか。
6枚切りに挑戦してみる。
6枚切りは一番消費者に支持されていて、バリエーションも豊富です。
耳だけパリパリになるもの、耳まで柔らかくなるもの。
多分6枚切りが一番おいしいはずなのですが、それでも味はイマイチです。
喫茶店には敵わない。雰囲気的美味さが加味されるのだろうか?
試しに8枚切りも挑戦してみました。
8枚切りは薄いので、こんがり焼いてしまうと固くなります。
だから薄焼きにします。
そうすると柔らかくておいしい。
しかし、今度は喫茶店のトーストとは別物になってしまいます。
そう、サンドイッチのおいしさに近づいてしまうのです。
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結論を言うとプロに焼いてもらう4枚切りが一番トーストとしてはおいしいようです。