写真は、スマホで撮った予定画角(パノラマ)です。黄色いところはおおよそ35mmレンズでの画角。8階ビル屋上からの撮影予定でした。

日食2日前はこんなにすばらしい天気でした。
フィルターはND400の2枚重ねで1/160000の減光予定でした。背景を1枚とって合成動画を計画していました。
ところが、日食当日はドン曇。仕方なく雲フィルターを活用しようと計画変更。ここまでは良いのですが、3時間あまりカメラのそばに立つことができないので放置プレイです。フィルターをND8を1枚で、iso 100、 F11、インターバル30秒で連続撮影をしました。
撮影終了後、画像を見て、以前の失敗を思いだして冷や汗です。もし、雲無しでまぶしい太陽が顔を出していたら、絞り環、ボディに太陽の熱を直射させていたのです。以前、ニコンD50ボディ内のプラスチックを溶かしたことがありました。まあ、このときは望遠鏡を通した光を直接当ててしまっていたので、若干内容は違いますが危ないことをしていたことに、違いはありません。
望遠鏡の直焦点で撮影するとき、雲があっても最新の注意が必要です。一眼レフならまだ、光を外に逃がしますが、今後はやるであろう、ミラーレスは直接に光・熱を受けるので故障間違い無しです。
撮影した連続撮影を動画にしてみました。もともと絞り優先で撮影。3枚ブラケットをした中で一番アンダーのものを使用しました。
https://youtu.be/OTzWnVkHGL8
当日の雲は3層になっています。ほとんど動きの無い上層。北西から流れ来る中層。動画の最後のほうに現れる低空の雲は高松市内で沸き起こって、南西に流れているように見えます。