星空は楽しいBLOG2

ビクセンGPDをOnstep化②

先日Onstep化をしたビクセンGPDですが、星空への投入がまだでした。一番の懸念のプレートソルプ(shaepcap 4.1)が可能かどうかでした。が、結果は成功でひと安心です。使い方手順と使い勝手です。

手順①
まずOnstep端末に電源投入です。私が入手した物は電源のON-OFFスイッチが無いのでコンセントにAC-DC(12V)アダプターを100Vに差し込んで行います。
・Onstep制御用のソフトをアンドロイドタブレットから立ち上げます。
・タブレットのWiFiをOnstep端末に合わせます。
・ソフトの画面で接続OnStepに接続・時間設定・恒星時開始などをタップしていきます。(初回は数値を入力する場所がありますが2回目以降はタップするのみです。)

以上で赤道儀が恒星時で動いてくれます。恒星時回転の時は、Onstep端末のLEDが点滅するので分かり易いです。
これ以降Androidタブレットに触れることはありません。

手順②
次にステラナビゲータを立ち上げます。私はバージョン11を使用しています。
・観測  > 望遠鏡コントローラの画面を出します。
・ここで【メーカー】ASCOM, 【望遠鏡】ASCOMを選択します。そして接続で終了(事前にOnstep のASCOM driverのインストールは必要)

手順③
ステナビの星図画面で適当な明るい星を選んで導入ボタンで導入します。もしずれても気にしません。(sharpcapが立ち上がってからわかることですが、ここからプレートソルブの活躍です。)
まずsharcapを立ち上げて、マウントの設定、鏡筒の焦点距離を指定して、CMOSカメラを接続すれば、プレートソルブのコントロール部が見えているはずです。
ここで最初導入に使った星が画面の中央になければプレートソルブのボタンを押せば星は中央に移動します。この時点で同期すれば観測準備が出来ました。この時にピント合わせを丁寧にしておくと良いです。

初めての星空のもとでの操作でしたので、忘れている操作もあるかもしれません。

今夜の観測は適当な極軸セッティグでも大丈夫かどうかもテストしています。AZ-GTiのセット感覚で北に向けてぽんと置いた状態で始めました。一応極望は覗きましたが、中央あたりに北極星が見えていたので、まあ、これぐらいでも大丈夫だろうといった大雑把なセッティングです。
子午線超えも気になっていたのですが大丈夫でした。当初リゲルでピント合わせして近くのM42を導入。次は東のM81へGOTOしました。やはりはずれはありました。しかし、プレートソルブが良く効いてくれます。次にもう一度西に向けてみました。バラ星雲です。こちらの子午線超えも大丈夫ですが、案の定、バラ星雲も中央には来ていません。しかし、こちらも1回のプレートソルブで中央移動しました。

面白いのは子午線超えの時は一度天の北極に向くのですが、そこでスピードが落ちるようです。
また、今回西から東、東から西に随分移動させました。天体の方位角差でいえば140~150度ほどです。移動に約2分程度かかりましたが、遅いといった感じではないです。スピードは初期設定ですので、もう少しはやくできるかもしれません。
赤道儀は写野が回転しないのでうれしい。

プレートソルブ使用の前後



今回の鏡筒は軽い60CBです。今後5kgのBKP130, 6kgのC8の同架でのテストを予定しています。

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