深夜0時頃は自宅では超快晴、南の山の稜線もはっきりしていた為、月齢13.3ですが県内11箇所目を撮影に出かけました。
撮影会時後、予定時刻をすぎても見えない。しかし空は見渡すと快晴です。山裾に濃い靄があるのかと思い意気消沈。しかし、前回のように双眼鏡での眼視確認はできなくとも薄雲なら写っていることもあり、予定時間まで撮影を決行。しかし、それも南の山沿いに濃い雲を認めたので途中で断念。
撮影中少し高い位置に明るい星が1つ見えていましたが、3度を超える位置(双眼鏡の視界6.5度で確認)にいたのですが、高度が高すぎてカノープスとは違うと判断。帰宅後にすべての写真で比較明合成しても、カノープスは見つけられませんでした。
とりあえず、長時間の軌跡ではなく、比較的短い軌跡で星図をもとに星の確認をしてみました。すると、現地で見ていた明るい星がカノープスであることと判明。見誤っていました。
また、撮影時にセットした真南の方向も少しずれていました。そのため出現時のカノープスは撮影できず、さらに南中時も雲にさえぎられて写っていませんでした。
与島でのカノープスの南中高度は2.9度ですが、ここで見るカノープスは意外と高い位置に感じられることが分かりました。ここもリベンジが必要です。
写真下の光の模様は船の航跡です。