押っ取刀と書くそうです。
おっとりとした、おおらかな女性になれるように、日々の立ち振舞いや、呼吸を気にして過ごす様にしています。
おっとり。おっとり。って思っていたら、ふっと「おっとり刀って、なんだ?」と不思議に思いました。
おっとりした女性が果敢に薙刀を振るう?的な?
なんか変じゃ無い?と思ったので、調べてみました。
おっとり刀とは、当に今までの私です。
いっつもバタバタと慌ただしく、おさかな咥えたサザエさん🎵じゃなくて、「裸足で駆けてく〜🎵」のサザエさんみたいだねぇと、言われ続けて、もう半世紀です。
武士が二本差しを押し取ったまま、駆けつけた様から、火急の様子を表す表現だそうです。
一方、おっとりは大人しいが転じたという説が見つかりました。
おっとりの対語はせっかちで、私の母を母の妹達は「せつこのせはせっかちのせ!」とよく言っていました。
子供の頃の私は、せっかちとは程遠く、ぼーっとした子供で母がたの祖母などは、「この子にかまってたら、なんだって日が暮れちまうよ!」と、よく叱らられた事を記憶しているので、後天的に備わった資質なのかもしれません。
親の期待に沿うように子供は仮面を被る物だと、いつだったか教わったように思います。
せっかちのペルソナを外したら、結構楽チンです。
長年のワーキングママ生活を支えてくれていたのは、自ら選んだ「せっかちのペルソナ」だったのでしょう。
もう、子供達も巣だったので、本来の自分に戻ろうと思います。
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