羽鳥湖高原徒然記

福島県羽鳥湖高原 ルークのお父さんのなんでも雑記帖

悲しい出来事、うれしい出来事。

2011年03月29日 | Weblog
今朝の福島民報朝刊コラム「あぶくま抄」。
悲しい出来事ととうれしい出来事。
無知で心ない人もいます。でもこんな温かい人たちがいるんです。
本当にありがとうございます。

福島民報 3月29日朝刊コラム記事をそのまま掲載させていただきました。
流言飛語に惑わされず事実を知ってください。

福島民報 3月29日(火)「あぶくま抄」 

浜通りは4つの災害に直面している。地震と津波、これだけでも壊滅的な被害に遭っている。さらに原発と風評被害が加わった。特に沿岸地域復興の起点になろうと懸命ないわき市にとって風評被害は深刻だ。

 東京の知人宅に身を寄せた同市の主婦は、電車内で若い女性の会話を聞いて凍り付いた。「被ばく者に触れたら嫌だよね」「福島から来た人は分かるようにゼッケンを着けてほしいよね」。いわき市から長野県に避難した家族は旅館の宿泊を断られた。

 平成8年のO157に絡んだ騒動を思い出す。当時の菅直人厚生相は事態を収束しようと、カメラの前でカイワレダイコンを食べるパフォーマンスを演じた。今度は首相として、国民に向けて冷静な行動を呼び掛ける時ではないか。

 心温まる便りも届いている。東京の駐車場に止めていた、いわきナンバーの車。いつの間にかドアミラーに大量の食料が入った袋がぶら下がっていた。ワイパーに「頑張って」とだけ書かれたメモがあった。新潟市のスーパーで、いわき市の主婦は見ず知らずのおじいちゃんにしわくちゃになった1万円札を差し出された。支援者はいる。風評に動じることなく前を見据えよう。


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2 コメント

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応援物資 (あらやん)
2011-03-30 21:44:06
本日会社をあげて福島へ応援物資を送り出しました。
本当に少しでも応援との気持ちです。
新潟NHKのニュースでは福島地元情報としてを、毎日避難してきている福島の方々へ発信しています。
新潟整形外科の福島への医療支援物資も再度手配を終えて、今週末にはお助けできると思います。
そんな時に仙台石巻の後輩とやっと間接的に連絡が取れて、全て失いましたとの一言。
でもその後の彼からは「子供たちの服をお願いします。」
これからも応援致します!頑張ろう福島!頑張ろう東北!頑張ろう日本!
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感謝いたします。 (彩林オーナー)
2011-03-30 23:21:05
あらやんさん

今震災の福島被災地への応援本当にありがとうございます。こころより感謝申し上げます。後輩の方と連絡が取れて良かったです。家族は無事だったのでしょうか。

私もいわき市に連絡がとれない知人、お客様がおられます。無事を祈るばかりです。


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