友達と海外旅行の話になると、よくイタリアが話題になる。それ程、旅の定番なのかもしれない。
スペイン、トルコと地中海沿岸の旅をしてきた。イタリアは、どうしても押さえておきたい国である。
イタリアツアーは、このところの円高の恩恵を受けて、十万円台のツアーもめじろおしである。
このイタリア世界遺産8日間というツアーも、カリブ島のオプショナルツアーを含めて17万4千円とお値打ち価格である。
弱点を言えば、関空出発のため一般によく使用する中部国際空港と逆方面の電車に大きなスーツケースを持って乗り込むことで、ちょとしたプライドが傷つけられることだ。とは言っても関空発は初めてで興味深々。
~2011年10月9日から10月16日~ベニス、ベローナ、ミラノ、フィレンツェ、ローマ、ボンベイ、カリブ、バチカン
関空は、さすが広い。空港内をウィングシャトルという電車が北と南に走っている。
荷物を預けた後、搭乗ゲートで待ち合わせになった。私は、一人での参加であるため多少不安を感じた。
たまたま乗り合わせた大阪のおばちゃんに確認のため行き先を尋ねてみた。同じドーハで同じ時刻なので心強かった。しかし、電車のドアが開き、待機していた従業員におばちゃんが切符をみせたら、反対の南ウィングからの搭乗であると告げていた。私も早速切符をみせたら、この降り口で良かった。同じ時間に同じドーハ行があるとは、そのスケールの大きさに驚いた。
カタール航空のカタールとは、飛行機の翼に「QATAR」とかいてあり、ローマ字では、ひょっとしたら「カ」ではなく「クァ」なのではないかと思った。
ドーハ空港もドバイ空港のようなハブ空港のようである。アフリカの各国にフライトをしていることが掲示板から示していた。
空港内で最初に目についたのが、その中央にフェラーリが展示してあることだ。カタール共和国は、石油産油国で社会保障が充実しており、一人当たりの所得が、日本よりはるかに多い。そのことを象徴しているかのような光景である。
ドーハからベネチア便の乗り換え時間が3時間ぐらいあった。私は、空港内の売店でひとこぶラクダのぬいぐるみをを買った。かわいらしい顔と肌触りの良い触感が気に入った。まわりの外国人たちも次から次へとこのお土産に買った。言ってみれば衝動買いかもしれない。帰国後によく見れば、それは、メイドインチャイナであった。