花のアート写真工房

Ⅰ:透明水彩画集
Ⅱ:旅エッセイ(海外編)

【アートに対する情熱は、青春そのものです!】

トルコフォトエッセイ~その1「つかみオッケイ!」

2009年04月07日 20時34分31秒 | 旅エッセイ①~トルコ
                

         
       
 私は、5月7日から5月14日までのトルコツアーに参加した。参加者は、13名とこじんまりとして、家庭的な雰囲気であった。その中で驚いたことは、80歳前後のご夫妻が、流暢な英語を話されたことだ。奥さんは、いまでも英会話教室に通っていると言う。
 私の話した英語は、サンキュー、ジャパン、ナゴヤ、サイトシーイング、ノーサンキューぐらいだ。それでも、写真を快く撮らせてもらったり、お茶をおごってもらったり、サイコロでするゲームにわざわざ椅子を用意して教えてくれた。私は、トルコの人の心をかいまみた爽快感をあじわった。
 今回の旅行で判ったことは、話が通じなくても、相手の目をみてにこっとすれば、つかみはオッケイ!でもやっぱり、もっとコミュニケーションをとりたい。

 

トルコフォトエッセイ~その2「ミーハーな私!」

2009年04月07日 20時34分06秒 | 旅エッセイ①~トルコ
     

     

     

 旅行6日目、カッパドキア地方にある石灰岩で作られた洞窟集落を観光した。そして、そのひとつの洞窟住宅に住む家庭を訪問した。洞窟の中は、15人ぐらいが壁側に座れる広さであった。
 現地のガイドさんが、数年前、テレビの取材で女優の竹内結子さんが泊まった家庭であると言うやいやな、だれかが「私、テレビのウルルン滞在記でお母さんを見た」と言った。どよめきがあがった。そう言われて、私も別れを惜しんで涙を流したお母さんの顔を思いだした。
 お嫁さんの手作りケーキは、甘さが程よくトルコで食べた中では一番おいしかった。おそらくおいしい、おいしいと言って竹内さんも食べたことであろう。わたしもその場をその情景を共有できて最高!
 帰り際、私は、ウルルンのラストシーンのようにお母さんにハグをしてもらった。ある人は、別れを惜しんで涙ぐむ人も。

トルコフォトエッセイ~その3「チップって大変!」

2009年04月07日 20時33分38秒 | 旅エッセイ①~トルコ
     

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 旅なれない私にとっては、チップの支払いは関心ことのひとつで、大いに頭を悩ませる。
 ホテルのベッドメイキングなどの仕事に支払うチップは、賃金のような感覚で理解ができるが、高級レストランは10%、飲食店数%、ファーストフードや大衆食堂は要らないと言う。
 ある日、魚市場の近くにある飲食店街で夕食をした。とてもおいしい焼き魚をいただいた。お礼の意味を込めて多く支払った。そのようなチップは、支払う側、受け取る側ともに気持ちの良いものだ。
 バスツアーにはトイレ休憩が欠かせない。トルコでは、有料なところが多い。ガイドさんは、停まるたびにここは有料です。無料です。と必ず言う。日本円で50円。お釣りのないように説明を受けた。お釣りはチップになるようだ。
 ひとりでグランバザールに出かけた時、トイレの受付に50円差し出した。その窓に10円と料金表示してあるのに気がついた。私は、金額の差が大きかったため、じっと立ち止まってお釣りをもらった。その小銭は、空港の店でチョコレートにかわった。

トルコフォトエッセイ~その4「ハマムって何!」

2009年04月07日 20時33分09秒 | 旅エッセイ①~トルコ
             

             

 私は、トルコに行く前からハマムという浴場に入りたかった。ハマムは、500年以上前からトルコ人の生活に根ざした大衆浴場であると言う。
 私は、店の入り口に立つ人に案内されて恐る恐る地下に降りた。その中は薄暗い広いドーム型のロビーになっていて大きなソファーが置いてあった。その光景は昔の華やかな時代を彷彿させる。その周囲に小さな個室が2階にも並んでいた。扉は、幼少時代の家屋でみられたような木枠にガラスがはめこめられた粗末なものだった。私は、パスポートなどの貴重品をどこに置いたらいいか、手振り身振りで訪ねたら、扉に南京錠がついているから安心だと言わんばかりの手振りであったが、私は少し不安を感じた。
 このハマムは1475年に建てられた物で織田信長が天下統一をする前の出来事であるから驚く。
 
 

トルコフォトエッセイ~その5「水まわりのハプニング!」

2009年04月07日 20時32分24秒 | 旅エッセイ①~トルコ
               

 私がこれから述べる内容は、実際経験したことですが、少々下品であり、食欲をそこねかねないかもしれませんので、食事前の方はご遠慮下さい。
 5つ星ホテルでの出来事であった。
 ひとつ目は、トルコに着いて2日目、トロイの遺跡を見学した跡に泊まった地方ホテルでのことであった。普段規則正しい生活を送っている者にとっては、旅行はかなりハードで不規則である。それが引き金なのか、相当硬い便をした。そして、レバーを引き、水で流そうと試みた。しかし、トイレの排水口に便が横になってひっかかった。まるで川をせき止める倒木のように。もう一度、レバーを引き試みたがだめであった。
 私の便もさることながら、便器の形状にも問題があるように思う。日本の一般的なトイレでは、ながーい列車がスムーズに走るように、水流で便は排水口に導かれる。このトイレは、便器の側面に穴があいている形で水流を考慮したものとは考えにくかったのと、水圧が弱いことが重なったためと思う。
 私は、ホテルに世にも不思議な置き土産をしてしまった。メイドさんごめんなさい。

 二つ目は、5日目のカッパドキアに泊まったホテルでの出来事であった。
 私は、おなかが痛くなり、あわててトイレに駆け込んだ。このトイレ、便座と便器の間から白い管が差し込んでありなんだろうと思いつつ私の脳裏から離れていったのですが、そのことが事件の始まりであった。
 水を流しながら便器の中を見ますと、管の先端部分にやわらかい便がのっていた。慌てて紙で管をふき取ったのですが、管の中にも便が・・・。
 管の付け根をいじっていたら、突然ビューッと水と共に便が水鉄砲のように噴出した。もう少しで私の顔に直撃するところであった。
 すべて旅慣れていない私の無知によることであった。