私は、2009年9月30日、チェンマイへ旅に出た。
個人旅行は、今回で2回目である。そう言うと英語が話せて旅慣れているのかなぁと思われるでしょうが、実際英語は流暢どころかまったく話せない。
英会話講座では「the pen on the desk]の段階で、大変不安な気持ちと新しい発見(未知との遭遇)のワクワク感が交差していた。
飛行機の中は退屈なもので、身近にいる日本人に声をかけた。タイの島に一ヶ月間のロングスティする夫妻に出くわした。年金暮らしでもいろいろな楽しみ方があるようだ。
私にとっての最初の難関は、入国手続きとバンコクでの飛行機の乗継である。
出入国書と税関の申告書は、タイ旅行本の記入例を参考に事前に赤ペンで宿泊所も書いた見本を見ながらしたのでOK。
飛行機の乗り継ぎは、近くの係りの人にチェンマイと言って人差し指で方向を指し進んだ。途中、日本人のギャルが、プーケットに行きたいんですがと話かけられた。外国で一人でいると英語が話せる人と勘違いをしたのだろう。世間話の中で、無職でチェンマイ4泊バンコク2泊の旅だよと言うと、おじさん、金持ち!と喚声がとんだ。
その彼女たちが方向を間違えてもどってきた。私も同じ様にもどった。私は、彼女たちにどうか会わないように願っていたが、そうはうまくいかない。