スーパーで売られていたキムチ、おいしそうなので手に取ったみた。
小さい字もじっくり読んで、輸入品出ないことを確認する。
家に帰ってその会社のホームページを確認する。外国からの輸入をしていないか。
あたかも輸入品を自国の製造だと偽っていないか・・・と。
念には念を入れて、何度も見てしまう。輸入先の情報はなかった。
頭にこびりついて離れない。
キムチに着いた虫の話。そして裸で作業する男の映ったキムチ工場の画像。
あれから食べなくなった。いやあれ以前から食べていなかったかもしれない。
その前は、セブンイレブンのこくうまというキムチを食べていた。
今も売っているんだ。
そうして、スーパーで見つけた「こくうま」とは違う会社のキムチ。
もう一度スーパーに出かけて、キムチを手にしてみる。
ようやく買う気になってかごに入れた。
賞味期限は、買った日を入れて5日間だった。
和風キムチは、割と大きな器だった。
キムチは浅漬けだったが、十分においしかった。
5日で食べられるかと心配したが、4日目にはもうほとんど食べてしまっていた。
そういえば、あのころは、女性の大統領が「千年も忘れない」と言った言葉に、いっぺんにその国のドラマを見なくなった。今も見ない。
好んで見ていたのは3年ぐらいだった。チャングムや冬のソナタ、馬医などだ。
そのうち、140年前のその国の画像を見て、ほとんどの人が白い木綿のようなもので作られた服を着ていた。
色物はなかった。
ということは、あのドラマは皆、空想の中の・・・と。
余計に興ざめしてしまい遠ざかった。
キムチ、本当に久しぶりに食べた。
和風キムチは本来のあの国の味とは違うらしいが、和風キムチはおいしかった。浅漬けである。
こくうまのほうが少し白菜が干してある感じがあって、これもまたおいしいのだ。
キムチは、鳩ケ谷の社会教育で異文化交流の際、あちらの国の方が作ってすぐ食べられるキムチを教えてもらった。
白菜やニラ、大根の薄切りを入れ、赤い粉と赤いひも状の辛子を入れあっというまでにできた。
20年ぐらい前のことです。
赤い粉などの材料は、西川口駅西口のあの国のものを輸入している店に売っていると教えてもらった。
買ってきて、自宅でも作ってみた。家族にも好評だった。
これからは自分では作らないが、買ってきて時々食べてみよう。