日刊木材新聞 平成24年1月27日(金) より
福島県は、福島第一原発の事故後に伐採された丸太から製材された杉製品と、
事故後に屋外で天然乾燥された杉製品の放射線量を県内各所で調査した結果、
いずれの材表面からもバックグラウンド値(製材品以外からの放射線の測定値)
を大きく超える値は検出されなかったと発表した。
バックグランド値を差し引いた正味の測定値は最大50cpmと原木等の除染基準である
10万cpmを遥かに下回った。
福島県では今回の調査結果から、「住宅への利用に際して安全上問題はないと
考えられる」と報告を行っている。
検査は昨年11月10日~12月7日、県内7方部(県北・県中・県南・会津・南会津
いわき・相双)の計31工場で事故後伐採材285本、屋外天乾材259本を対象に、
GM計測数管式サーベイメータを使って実施した。
また、3月11日以前から屋外で保管していた丸太と製品材について、樹皮剥離(丸太)
や、プレーナーによる表面切削(製品材)で放射線量の低減効果を計測したところ、
丸太は処理前に3530cpmの表面線量が樹皮剥離後に29cpm(99.2%減)に、
製品材切削前に3162cpmの表面線量が切削厚0.5mmで平均62cpm(98.0%減)に
極小化したことも明らかにした。
初瀬製材所では、2月13日(月)に福島県ハイテクプラザで、
材木の放射線量測定を調査してもらいます。
検体は、桁(米松)・土台(米ヒバ)・柱(杉)・間柱(杉)・野縁(赤松)
を検査する予定です。
福島県は、福島第一原発の事故後に伐採された丸太から製材された杉製品と、
事故後に屋外で天然乾燥された杉製品の放射線量を県内各所で調査した結果、
いずれの材表面からもバックグラウンド値(製材品以外からの放射線の測定値)
を大きく超える値は検出されなかったと発表した。
バックグランド値を差し引いた正味の測定値は最大50cpmと原木等の除染基準である
10万cpmを遥かに下回った。
福島県では今回の調査結果から、「住宅への利用に際して安全上問題はないと
考えられる」と報告を行っている。
検査は昨年11月10日~12月7日、県内7方部(県北・県中・県南・会津・南会津
いわき・相双)の計31工場で事故後伐採材285本、屋外天乾材259本を対象に、
GM計測数管式サーベイメータを使って実施した。
また、3月11日以前から屋外で保管していた丸太と製品材について、樹皮剥離(丸太)
や、プレーナーによる表面切削(製品材)で放射線量の低減効果を計測したところ、
丸太は処理前に3530cpmの表面線量が樹皮剥離後に29cpm(99.2%減)に、
製品材切削前に3162cpmの表面線量が切削厚0.5mmで平均62cpm(98.0%減)に
極小化したことも明らかにした。
初瀬製材所では、2月13日(月)に福島県ハイテクプラザで、
材木の放射線量測定を調査してもらいます。
検体は、桁(米松)・土台(米ヒバ)・柱(杉)・間柱(杉)・野縁(赤松)
を検査する予定です。
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