行け!初瀬製材所。

初瀬製材所のお仕事、日常をお伝えします!

M様邸各所修繕工事(いわき市小名浜) ~和室修繕工事~

2012-02-28 18:30:25 | 現場【リフォーム】
本日、M様邸各所修繕工事の和室修繕工事を行いました。



既存状況です。

M様邸和室の中段押入れの下部スペースに、押入れを新設します。



工事完了状況です。

床板に構造用合板を張り、壁には2分ベニヤを張って仕上げました。

あとは、建具屋さんで寸法をとってもらい、襖を作成してもらえば完成です。

M様邸各所修繕工事(いわき市小名浜) ~浴槽修繕工事~

2012-02-26 17:58:08 | 現場【リフォーム】
本日、M様邸修繕工事の浴槽修繕工事を行いました。

M様邸の浴槽は、昨年の地震で被害を受けて、浴槽にお湯を貯めても、
お湯が少しずつ抜けていってしまう状況でした。

今回の工事では、浴槽タイルを撤去し、下地部のクラック部を補修し、
その上に新しい防水層を設け、そこにタイルを張って仕上げていきます。

本日の作業内容は、タイル撤去と、下地補修工事を行います。



浴槽タイル撤去状況です。



下地モルタルクラック状況です。

やはりありました。漏水の原因と思われるクラックです。

今回は、こういったクラック部や下地脆弱分を撤去し、補修を行います。



順調に作業を進めていましたが、問題が発生しました。

下地モルタルのクラックは予想していたのですが、浴槽のコンクリ本体までがボロボロの状態でした。
(コンクリ裏側の青色の断熱材が見えます)
この状態では、いくら補修を行ったとしても、再度クラック等が発生する可能性がります。

M様と至急協議を行い、既存浴槽を全て撤去し、既製品浴槽を設置する事になりました。



浴槽部撤去完了状況です。

今回の工事は、いわき市の住宅応急修理制度申請工事です。工事内容が変更になるので、

再度、変更見積もりをいわき市に提出しなければなりません。

とりあえず、工事は一時ストップし、申請関係の手続きを急ぎたいと思います。

M様、申し訳ありませんが、しばらくお待ち下さい。

H様邸各所修繕工事(いわき市泉) ~カーポートポリカーボネート交換工事~

2012-02-18 18:09:19 | 現場【リフォーム】
本日、H様邸各所修繕工事のカーポートポリカーボネート交換工事を行いました。

ちなみに、ポリカーボネートは通称、「ポリカ」と呼ばれているので、以下ポリカと記載します。

昨年の地震で、瓦が落下しカーポートのポリカを破損してしまったそうです。



カーポートポリカ破損状況です。



カーポートポリカ交換状況です。




カーポートポリカ交換完了状況です。


既存の物も同じブラウン色ですが、長い年月で色褪せています。

その事については、H様に事前報告して了承済みだったので、問題ありませんでした。


放射線量測定結果が出ました。(編集あり)

2012-02-14 16:29:37 | 日記
昨日、福島県ハイテクプラザで測定してもらった、
木材の放射線量の測定結果がでました。



桁(米マツ)の測定結果です。
測定値:73cpm バックグラウンド値:75cpm

ちなみに、このバックグラウンド値というのは、何もない状態での空間線量の値です。
自然界にもともとある放射線量、宇宙からやってくる放射線量などの値になります。

この測定値からバックグラウンド値を引いたものが、正味の測定値になります。
ので、上の値からいくと、”73-75=-2”という事になり。
空間線量とほぼ変わらない値になります。

ちなみに、このcpmという値を、他の値に換算すると、
100cpm=0.4Bq/cm2
100cpm=0.0033μSv/h
になります。

単位変換は下記のサイトから引用致しました。独立行政法人 産業技術総合研究所
http://www.aist.go.jp/aist_j/rad-accur/pdf/case_study_1_table_j.pdf



補足ですが、食品の放射性物質の暫定基準値が、
放射性ヨウ素で、飲料水300Bq/kg で、
いわき市の放射線量が、0.21μSv/h(2月13日 いわき市本庁舎 地上1cm)です。

上記の内容から、今回の放射線量測定結果は、
安全上問題ないと言えます。



土台(米ヒバ)の測定結果です。
測定値:72cpm バックグラウンド値:87cpm



柱(スギ)の測定結果です。
測定値:68cpm バックグラウンド値:63cpm



間柱(スギ)の測定結果です。
測定値:74cpm バックグラウンド値68cpm



野縁(赤マツ)の測定結果です。
測定値:75cpm バックグラウンド値:82cpm



放射線量検査を受けてきました。

2012-02-13 16:13:20 | 日記
本日、初瀬製材所の木材の放射線量検査の測定を受けるために、
【福島県ハイテクプラザ いわき技術支援センター】 に行ってきました。



検体状況です。
検体は、一企業5検体までで、一検体ずつ透明のビニール袋に包装して持っていきます。

今回の検体は、
1:桁(米マツ) 205mm×100mm×290mm
2:土台(米ヒバ) 120mm×120mm×335mm
3:柱(スギ) 120mm×120mm×300mm
4:間柱(スギ) 120mm×30mm×405mm
5:野縁(赤マツ) 40mm×30mm×360mm
です。



初めて訪れる場所なので、ちょっと心配していましたが、
立派な看板があったので、迷まず到着する事ができました。( ´∀`)ホッ



ここが、福島県ハイテクプラザ いわき技術支援センター です。



スクリーニング検査状況です。

測定室に検体を持ち込む前に行うそうです。



測定室前です。

壁から向こう側が測定室になっていて、測定者などの関係者じゃないと
中には入れません。もちろん自分(測定依頼者)も入れません。



放射線量測定状況です。

カメラをズームにして、前室から撮影しました。
ちなみに、桁(米マツ)の測定状況です。



測定機です。
GMサーベイメータ(ALOKA製TGS-146B)です。

測定結果は明日出るそうなので、明日また報告致します。

いわき市の物産品、磐城高箸「希望のかけ箸」

2012-02-09 19:14:43 | 日記
先日、いわき市役所の建築指導課に行って来たときの話です。


いわき市役所の入口に入り、エレベーターの方に歩いていると

今まで体験したことがない、温かいオーラを感じました。

無宗教の私ですが、まるで大仏様に抱擁されているかのような温かさでした。

そのオーラに誘われるように、その場所に行ってみると、

いわき市の物産品を展示しているスペースに辿り着きました。

なぜこのような場所に?と思った瞬間

そこには、一際美しく光輝く割り箸がありました。その名も「希望のかけ箸」




いわき市役所1階のいわき市物産展示スペースです。

手前の柱が、かなり邪魔(笑)



磐城高箸さんの「希望のかけ箸」です。

第28回ウッドフェスティバルに行って来ました。

2012-02-04 18:25:20 | 日記
本日、第28回ウッドフェスティバルに行ってきました。

風も穏やかで、フェスティバル日和です(笑)



外部の展示品コーナーです。

テント内部で、競り(せり) が始まってしまい、数人しかいませんが・・



競り状況です。

皆さん、競りってまじかで見た事ありますか?

人生経験の為にも、一度見てみる価値は十分あると思います。

ちなみに、一般の人でも参加もOKです。

競りのダミ声(怒られるかな?)や、競りの掛け合い言葉など、

後世に残したい文化の一つだと思います。




無垢材のテーブルです。

お金と置く場所があれば、欲しかったなぁ~。


第28回いわきウッドフェスティバル 

2012-02-02 16:01:00 | お知らせ
今週の土曜日の、2012年2月4日(に、

いわき木材市場で、第28回ウッドフェスティバル が開催されます。

場所は、株式会社いわき木材市場 です。
(住所:いわき市泉町滝尻亀石町2-38)

開催時間は、AM10:00~PM4:00 です。

○ 全落セリコーナー
○ 建材現品売り切りコーナー
○ ご来場のお客様粗品プレゼント
○ お食事コーナー

などが、開催されます。




福島の製材品放射線量、除染基準を遥かに下回る。

2012-02-01 13:03:26 | 日記
日刊木材新聞 平成24年1月27日(金) より

福島県は、福島第一原発の事故後に伐採された丸太から製材された杉製品と、
事故後に屋外で天然乾燥された杉製品の放射線量を県内各所で調査した結果、
いずれの材表面からもバックグラウンド値(製材品以外からの放射線の測定値)
を大きく超える値は検出されなかったと発表した。
バックグランド値を差し引いた正味の測定値は最大50cpmと原木等の除染基準である
10万cpmを遥かに下回った。

福島県では今回の調査結果から、「住宅への利用に際して安全上問題はないと
考えられる」と報告を行っている。

検査は昨年11月10日~12月7日、県内7方部(県北・県中・県南・会津・南会津
いわき・相双)の計31工場で事故後伐採材285本屋外天乾材259本を対象に、
GM計測数管式サーベイメータを使って実施した。

また、3月11日以前から屋外で保管していた丸太と製品材について、樹皮剥離(丸太)
や、プレーナーによる表面切削(製品材)で放射線量の低減効果を計測したところ
丸太は処理前に3530cpmの表面線量が樹皮剥離後に29cpm(99.2%減)に、
製品材切削前に3162cpmの表面線量が切削厚0.5mmで平均62cpm(98.0%減)
極小化したことも明らかにした。




初瀬製材所では、2月13日(月)に福島県ハイテクプラザで、
材木の放射線量測定を調査してもらいます。

検体は、桁(米松)・土台(米ヒバ)・柱(杉)・間柱(杉)・野縁(赤松)
を検査する予定です。