Takekida's log

千里の道も一歩から

.com Lovers

2008-07-27 17:35:57 | Books
朝は海までBikeRide。白子、伊勢若松付近の一番近い千代崎海水浴場まで25km程度なので自転車で行くとちょうど良い感じ。

ビーチランの後、火照った体を海でクールダウンして帰宅。

ドット・コム・ラヴァーズ―ネットで出会うアメリカの女と男 (中公新書 (1954))
吉原 真里
中央公論新社

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もともとインターネットを通じた出会いサイトには犯罪などのイメージもありやや日本ではイメージが悪いのもあるしなんだか後ろめたさというようなものも感じる人も少なくは無いと思うのですが(確かに結婚式でネットで出会いましたとストレートな告白は聞いたことは無いですし…実際はいるのだと思いますが) アメリカではごくごく普通のことでした。やはり国民性の違いなんでしょうか。
(筆者は日本でも展開しているというMactch.comを利用していました。)
といってもそれはきちんと本人確認をしている大手の話で底辺に位置するような異法ギリギリのようなサイトはいまだ健在なので見極めは必要なのでしょう。

この本はそんな「オンライン・デーティング」が一般的になっているアメリカでの日本人女性の体験記です。アメリカ人男性と対等に渡り合える筆者はアメリカでテニュア(終身雇用資格)を取得したハワイ大学の教授。

こういった出会い系の良いところはある程度、自分の希望に従ってスクリーニングできることや普通であれば出会うことのなかった人と巡り合う可能性があるというところでしょうか。 スクリーニングできるということは逆に言えば淘汰されてしまうとのことで幻想は抱かない方がいいのかもしれません。

内容は本になるだけあって赤裸々で読者としては楽しめます。面白いと思ったのは日本人が欧米人に憧れを抱くように東洋女性に対して憧れを抱く人がいるということ(オリエンタリスト)。筆者ははそれを嫌がっているのですがやはり東洋女性は市場価値が高いようです。

基本的に男性の方が積極的なわけですがそれにしても非常に熱いメールが送られていてネット上で勝ち抜くには相当の努力が必要なのだとと感じました。
きっかけは何であれ恋愛というのは人間を成長させてくれる素敵なものだと思います。辛いこともありますが。

アメリカでは日本で言えば「気が合う、Feelingが合う、波長が合う」ことを「Chemistry」を感じると言う様です。Chemistryというのは化学のことですが2人が出合って化学反応を起こすことが出来るような関係だということのようですが素敵な表現だと思います。 
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2 Comments

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素敵な表現 (まっつん)
2008-07-28 22:27:44
Chemistryを感じる、とは素敵な表現ですね。んでも、相当な努力が必要なのはネットに限らず、ですよ。女性の目は肥え、おめがねにかなうにはやっぱがんばんないとね。
 そろそろいい歳、がんばらねば!
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Unknown (たけきだ)
2008-07-29 00:52:22
こんばんは。まったくだと思います。晩婚化してくるとなおさら周りの目もあったり、回りの経験談から失敗した結婚はしたくないと思うようになり、目も肥えてくるようになるのではと思います。

まさに就活ならぬ婚活ですね。就職活動と同じようになぜ結婚したいのかという原点を明確にする必要はあると思いますが深く考えなくてもいいのかもしれませんね。 結局は直感ですから。

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