Takekida's log

千里の道も一歩から

進化できる読書とは?

2008-10-26 13:24:25 | Books
ぐずついた天気でやや練習はお休み。
先日、出場したMadaraoForestTrailsのレースリポートがWeb上にアップされていました。⇒コチラ
偶然にも写真に写ってたのでPickUp。本当に気持ちの良いトレイルです。

他のトレイルランの大会に出たことが無いので基準が分からないのですが経験のある人が言うにはこの大会はエイドだけでなくコースを含めかなりすばらしいらしい大会のようです。今年はゴール直後に石川弘樹さんと握手できました。来年も機会が会えばぜひ。

秋は読書がお勧めな季節でもあります。ということで読書に関する本を読んでみました。

フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術
寺田 昌嗣
PHP研究所




このアイテムの詳細を見る

様々な速読術がありますがそのうちの一つです。
速読というのは今まで量をこなすものとしてその技術に対して注目したものが多いのですがどちらかというとこの本はそれよりもさらに一次元上で質を高めた速読=進化できる読書を提案しているところが新しいと思います。

具体的技術と鍛錬法は本を読めば分かりますがこういった技術はやはりきちんと習った方が身に付きやすいと思います。はっきりいって読んだだけではピンと着ませんでした。

・本のコンテンツ力=著者の力×自分の経験値
 名著を読むだけでなく自分のものにしないと意味がない。

・読書の対投資効果=(著者の力×自分の経験値)/(本にかけたコスト)
×あなたのビジネス力

 つまり自分の力が2乗されて効いてくる。よって能力の高い人のほうが読書の効果が高いということになってしまう。投資効果を高める別のアプローチとして第一項の分子にある本にかけるコストを下げることも効果がある=読書にかける時間を減らして質を高めることによって多くのことを吸収する。

フォーカスする読書
 ・全体を俯瞰し、本からリターンをあらかじめイメージしておく。
 ・分かりやすく考えなくても読めるような本を読まない。

 ・狩猟採集型読書=ビジネス書など身につけたいものがはっきりしている場合
  と農耕型読書=名小説や古典など思考力を働かせる読書
  をうまく使い分ける。
読書術
 ・読書の時間は天引きする
 ・役に立つと判断した本は3度重ね読みする
 ・アウトプットを意識する=これからの生活にどのように生かしていくかを考える
 ・アウトプットとして著者の主張の縮小版を作るのではなく自分の考えと融合させたものが生み出せるようにする。


読書のその後のアウトプットという面で言うと自分も弱かったような気がします。
大体、読書後2週間でBlogに書くようにしてRemindするようにしてますが
その後、役に立てられているかというと厳しい部分があるとお思います。
せっかくBlogに残しているので定期的に見直して自分のものに変えていく努力を怠らないようにしたいと思います。

読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)
勝間 和代
小学館

このアイテムの詳細を見る


勝間さんの書いた読書術の本。
・翻訳本は1回海外で売れてから輸入して翻訳したものがほとんどなのでQualityが高い
・再現性の高い本=著者の経験が自分のためになる本、多くの人のためになっている本に投資する 人の話を聴いたりWeb上で情報収集するよりも価値が高いかどうか?
・フレームワーク=枠組みをはっきりした本を読む、もしくは自分で組み立ててから読む。
・読んでおしまいにせず得られた知識を分類して引き出せるようにしておく。
 Blogや体験メモ等も効果的出し文章力も高めることが出来る。

後半はいかにを売るかという話なのでちょっと読書という観点からは外れてしまいます。

フィードバックを求めなければ読書も時間つぶしに過ぎません。時間に対する意識を大切にしていきたいと思います。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 子どもの貧困国 日本 | TOP | イノベーション・シンキング »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | Books