”The effect of protein intake on athletic performance: a systematic review and meta-analysis ”
Front. Nutr., 06 November 2024
Sec. Sport and Exercise NutritionVolume 11 - 2024 | https://doi.org/10.3389/fnut.2024.1455728
Sec. Sport and Exercise NutritionVolume 11 - 2024 | https://doi.org/10.3389/fnut.2024.1455728
最近はプロテインもかなり一般的になってきてコンビニでも手軽に買えるようになってきたのはありがたいところ。特に以前の大豆プロテインは飲むのは正に苦行といった感じでしたが最近は甘味料などの効果もありかなり飲みやすくなったというところです。ただ本当に効果があるのか?というのはなかなか実感としては感じにくいところでそこら辺を研究した結果が示されています。
この論文では28件の研究をメタ解析したものですが意外だったのが結果で持久力パフォーマンスに対してはSMD(=標準化平均差)0.19(0.04~0.33)と有意なプラスの影響が示された(p=0.03)のに対して、筋力パフォーマンスに対してはSMD-0.05(-0.30~0.19)と非有意だった(p=0.68)とのこと。また炭水化物を組み合わせて摂取した場合とそうでない場合を比較すると、組み合わせて摂取した場合には持久力パフォーマンスに対してSMD0.36(0.11~0.61)と、上述のタンパク質単独摂取で認められたSMD0.19よりも大きな効果が示された(p=0.005)とのことで持久系に対してかつ炭水化物の摂取が合わせて必要という教訓となりそう。 タンパク質の摂取は筋肉のグリコーゲン保持を助ける効果というのが影響を与えてそうでかつ炭水化物自体もタンパク質分不足すると疲労を感じやすくなるというのがありそうなのでこういった複合的な影響が出ていそうです。ともあれ筋肉がムキムキになるというイメージはアスリートへの調査では違っていそうでした。 ともあれ持久系アスリートにとっては有意性ありとのことなので過剰になりすぎないように炭水化物と組み合わせて摂取することを考えたいと思います。
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