Takekida's log

千里の道も一歩から

よい製品とは?

2013-09-07 23:22:18 | Books
9月に入り秋の気配が聞こえ始めてきました。
先日は名古屋でも豪雨で家の周りでも水没したところ多数。
名古屋駅周りは基本的には沼地だったとのことで真っ先に水害を受ける地域です。
自分の住んでいる住所も*島がついているのですが周りにも多くの島の付いた地名があり、そもそもが湿地帯であったことがわかります。すぐ西の庄内川も以前、氾濫してますが特に要注意です。
名古屋の地形は西低東高で栄の付近まで来るとようやく高くなりそれ以降はUpDownのある丘陵地が広がってます。昔は名古屋駅のすぐ近くぐらいまで海があったということなので津波や高潮といった被害にも気をつけなくてはいけません。

さて近所のノリタケの森では夏休みということで本格的な?恐竜がやってきてました。
なかなかリアルで、動いて叫び声まで聞かせてくれます。

よい製品とは何か
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社

 
この本はスタンフォードで行われている製品の品質に関する講義をエッセンスとしてまとめたものです。一言で品質と言ってしまっても取り扱うべき分野は多岐にわたります。便利さ、使いやすさ、デザイン、コストパフォーマンス、環境性能、文化的価値などなど。工業製品は特に移り変わりが激しいために時間といった制約も大きくあらゆる品質を多岐にわたって満たす必要あります。
マトリクスで言うと

1.パフォーマンスとコスト
2.人になじむか
3.クラフトマンシップ
4.感情に訴えるか
5.エレガンスと洗練
6.象徴性と文化的価値観
7.地球への影響
といったところです。

今後の人口や環境負荷の増大を考えるとつまらないものを作り、壊れて飽きたから変えるのではなく品質の良いものを作り生活の質を向上させる方が得策なのだというのは言うまでもありません。日本としては性能に特にこだわる面が今までは上記の1、3、7を中心に勝負して来たように思いますが今後は4,6あたりがポイントになるものと考えます。自分は最終製品にかかわっていないのでそこまで意識することは無いのかもしれませんが方向性としては意識してかなければいけないし
消費者としてもそういった視点で製品を選んでいくことが望まれるのだと思います。特に7の環境に関してはそうですね。



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