中国ビジネスって?!~ 中国生活十数年のシュールなアラフォー女社長の日々のビジネス公開ブログ ~

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日本企業もっとがんばれるよ~

2013-11-07 10:10:10 | 仕事

以前投降したかどうか忘れてしまったので、再度投稿しとこ。。。

(下書きしてたんですが。。。それをそのまま放置してたのかもしれない)

 

庶民の生活を守る。低価格を守る。
という言葉、、日本ではよく大きな企業の経営者の言葉として耳にする言葉ですよね。
 

食の安全が守られていない中国では、安全と低価格を同時に実現しようという経営者はあまりいない。安全なら高くなる。良いモノは高いというのが常識となってしまってる。
 
周りの中国人に聞いても、、良いものは高い、しかし高いものが必ずしも良いモノとは限らない。。と
(つまり、高いものは偽物も多いということ)
 
従って企業努力をする企業がとても少なく感じるし、多分実際に少ないと思う。

まあ、今まで、企業努力をしたことないので、急にそんなこと言われても無理。。。なんだろうね。
コスト削減と言えば、労働者の給料を減らすか、原料を安く買うしか多分思いつかないんでしょうね。

開発については、外国のマネすればいい、デザインを良くすれば売れるとかとの発想はできるようで、
デザイナーと称するなんちゃってデザイナーを採用したりは始めていますが、、根本的な工程での改善、無駄の削減とか、工程管理で不良発生率を減らすなどの努力はおろそかになったままですね。
 
そう意味では、日本企業が一円でも安く、消費者・お客様に届けようと乾いた雑巾絞って知恵を出して
努力してる姿を見ると、こういう努力ができる日本企業が世界のどの国にも負けるはずがないと確信を
持ちますね。少なくとも中国の大部分の企業には負けませんよ。

なので、日本企業はもっと自信を持って欲しいです。
 

先日偶然見た日本のテレビ番組で、食パンの値段をどう維持するかという問題に取り組んでいる
スーパーの話がありました。

輸入小麦の価格が上がってしまったのでどうすれば今までの価格を維持できるか?
研究に研究を重ね、パンを焼く箱の間隔を狭くすれば、生産量が1.5倍になり、原材料高騰分を
吸収出来るということで、同じ値段を維持でき一件落着という話でした。

パンの列の間隔を20cmから10センチに縮めるとこで生産量を1.5倍にすると。。
そしてそれを何センチなら商品に影響しないかを何度も何度も繰り返し実験して検証しているのです。
もちろん、その前には原材料の調合、焼き時間などいろいろな面できっと検討を重ねたと
思われます。

そういう努力って今まで多分中国企業はやったことないですよね。
まぁ、今までは作れば売れる時代だったので、その必要もなかったし。。

これから正念場ですね。中国企業の中にもいち早く人海戦術から自動化に取り組んでいる
工場もあるし、、外国に負けないくらいのサービスを提供出来る飲食店も出てきています。
 
今後の中国企業に注目です!
しかし、、、かな~り時間はかかるだろうなぁ。。それまでにかなりの企業が淘汰されるでしょう。

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