Because of U。

保護犬シーズー×2とEセターとあたしのおんぼろ一軒家暮らし。
みんながいるから頑張れる。忙しくたって今日も笑顔でね!

Northern Lights

2010-08-11 23:04:01 | すきなもの
雪の世界の美しさは、地上のあらゆるものを白いベールで包み込む不思議さかもしれない。
人の一生の中で、歳月もまた雪のように降り積もり、
辛い記憶をうっすらと覆いながら、過ぎ去った昔を懐かしさへと美しく浄化させてゆく。
もしそうでなければ、老いてゆくのは何と苦しいことだろう。
-星野道夫「ノーザン・ライツ」より

「夜の次は朝なのだ!」みたいにストレートで超前向きでは無いけれど、
心をふわっと包みこんでくれる優しくて癒される言葉だと思います。

アラスカに住み、アラスカの自然や人を撮り続けた星野道夫さん。
大好きな写真家です。
そしてそして・・・
星野道夫さんの撮影したこの写真はBooの宝物。
オリジナルプリントの証明書と妻 直子さんの直筆サイン入り←自慢~(笑)
ナヌーク

写真展で星野さんのオーロラに出会ってから、ずっと見に行きたいと思ってました。
数年前、思い切ってオーロラを見にフィンランドへ。
 注:ほんまはアラスカへ行きたかったんやけど予算の都合で(涙)
12月の初旬だったので、街は神聖なクリスマスの雰囲気。
決して派手ではないけれど心洗われる風景でした。
suomi

雪だるまもこ~んなに大きくてかわいい!
snow men

で、オーロラは・・・
自然のものなので、お天気には恵まれたものの現地にいる間に見ることはできませんでした。
でも、帰りの飛行機で、突然室内灯が消えたと思ったら、機長さんから「左手にオーロラが見えています」のアナウンス♪
緑のカーテンと並走するよう飛ぶ飛行機の窓から、長い時間オーロラを見ることができました。
コンパクトデジカメでは、もちろん撮影することは出来なかったので写真は無いけれど、ずっと心に焼きついている忘れられない風景です。

いつかアラスカで、雪の上に立ってオーロラを見てみたい!
でも、そのとき3ワンズはどうしよう・・・

なぁんて、いつになるのかわかんない事考えてないで、さっ!仕事しよっと!!

★星野道夫さんのこと★
1996年8月8日、カムチャッカ半島でテレビの取材中にヒグマに襲撃されて亡くなりました。
彼の新しい写真を見る事はもう出来ませんが、富士フィルム「ウェブ写真美術館」に代表作が公開されておりネット上で作品を見る事ができます。

また、星野さんが写真家になるきっかけとなったアラスカのシシュマレフ村は、温暖化の影響で永久凍土が崩れ始め、村自体が無くなろうとしています。そのシシュマレフをはじめ、世界の3つの場所での温暖化の影響を写したドキュメンタリー映画「ビューティフル・アイランズ」がこの夏公開中。こどもたちの笑顔と、海南友子監督のメッセージが印象的です
「そして、“情報”ではなく、“心”で受け止めてほしいのです。私たちの何が失われようとしているのか、を。」「私たちができる第一歩はまず知ること」
機会がありましたらぜひ見てくださいね。


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