一錦金鋒の読書防備録と生活奮闘記

読んだ本の紹介、感想。たまに日常に起こったことの記録

アル・シーバート著 逆境を生かす人 逆境に負ける人

2016-06-27 16:17:16 | 書籍
☆本を読む目的
逆境があるとトラウマになりやすい体質を改善出来ないかと思い購入。


質問①逆境を生かすとは、どのようにすれば良いか
質問②逆境を解決する方法


質問①の答え。P16~

心に弾力性のある人は不運を幸運に変える
☆心に弾力性がある人は挫折や困難を乗り越え、それによって成長する。誰でも弾力性は身に付けることが出来る。

☆弾力性がある人は、被害者意識を持たず、自分の感情を建設的な方向に向けることができる。
☆弾力性を身に付けるテクニックがあるわけではない。「どんな困難や逆境も切り抜ける力が自分にはある」と決意することから始める。
他の誰かのせいであたなの人生が危機に陥ったと感じた時に、あなたが考えなければいけない需要なこととは「自分の人生に責任を負うのは誰か」ということ。
☆自分の人生に責任を持ち、人生をコントロールすると決めると、人生は好転し始める。
☆自分が環境を変えることができると信じれば、道は開ける。
困難を懸命に乗り越える過程で、人は自分の新しい能力に目覚めていく。
☆あなたが何歳であっても、どんな性格であっても、弾力性は身に付けることができる。

ステップ1 ストレスを見方にする
ステップ2 問題解決のスキルを身に付ける・・・・感情に流され、被害者意識を持たないように。
ステップ3 柔軟な考え方を身に付ける・・・好奇心や自ら学んでいく姿勢。前向きであること。
ステップ4 逆境を成長のチャンスにする。・・・・人生という名の学校では、学ぼうとしなければ何も学べない。



質問①の答え。P53~

自分の感情をリストにしてみる


自分を苛立たせるもの、悩まされるものを6~7リストアップする。
・どんなプレッシャーを感じているのか
・具体的に何が難しいか
・自分を苦しめているものはなにか?

それを私はどう感じるかを書く
・リストラされ、1年以上再就職に失敗していた人が、毎日20分自分の感情を神にぶつけて、それを2週間続けた。
 すると2/3の人は新たな職をみつけられたという・・・。

☆問題が起こったときには、自分の感情ではなく問題そのものに意識を向ける。

☆手順を一つずつ踏んでいけば、論理的に問題解決出来る
1.正確に状況を読む。
2.自分がすべきことは何かを考える。
3.どうしたら2にたどり着けるか考える
4.行動を起こす。
5.自分の行動の成果を見てみる。
6.5で得られたフィードバックをもとに軌道修正する。
7.もう一度行動によって得られた成果を見てみる。
8.今回の問題から学ぶべきことを考える。


☆人生に痛めつけられたと感じたとき、取るべき行動は二つしかない。そこから貴重な教訓を学ぶか、傷付いてうずくまる被害者になるか。
性格は固定したものではない。自分のどんな経験からも学び、新しい自分になっていくことが出来る。

☆「嫌な奴」「難しい奴」であっても、相手の視点でものを見るようにしてみると状況は変わる。

☆困難に出くわしたとき隠れたチャンスを発見する。
・これが起こって良かったと思えることはなんだろう?
・どうしたらこの不運を幸運に変えられるだろう?
・これで思わぬ道が開けることが、何かないか?

☆困難にであってこそ、自分の思いがけない力が発揮でき、最悪を最高の体験に変えていける。
☆大きな困難こそ、自分の能力を高めるチャンスだ



この本で1番必要な「心の弾力性」とはどんなものかの説明が無かった。
ちゃんと説明が欲しい部分であったので残念!!