レディーの出版&マーケティング術     ~何歳からでも大丈夫!~

インターネットに弱い女性に向けて、
電子書籍を活用する
マーケティングの方法を書いています。

78 資金調達(3) クラウドファンディング

2022-07-25 11:37:54 | クラウドファンディング

ごきげんよう
電子書籍出版マーケティングアドバイザーの
琴崎京子です。

クラウドファンディングでの資金調達について

前回、書いたように
資金調達には5つの方法があります。

1.銀行や信用金庫の融資

2.日本政策金融公庫(昔の国民金融公庫)

3.公的補助金・助成金

4.クラウドファンディング

5.エンジェル投資家

 

4番目のクラウドファンディングについてです。

クラウドファンディングをすると、
商品のお渡しは後で、
先に資金調達ができます。

また、広告費などのお金をかけないで、
多くの人に認知してもらえる
という利点があります。

こうして書くと良いことずくめに見えますが、
成功するには、かなり高度な
テクニックが必要です。

 

成功した場合には
インターネット上に成功例として、
ずっと掲載され続けますが、
失敗した場合には、
頑張った途中経過は何も残りません。

私は、実際にクラウドファンディングを
行ったことがあります。

2019年のことです。
その頃はまだ、
自分がコンテンツビジネスを
しようとは思っていませんでした。 

電子書籍を出版したこともなく、
コピーライティングの
知識もゼロの状態でした。

広島に住む私の父の、
作品展をすることになり、
一人でも多くの人に来場していただきたくて、
クモの糸にでもすがるつもりで、
勢いだけでやってみたというのが、
正直なところです。

ですから、目標金額も低く設定して、
本当に小規模なものでした。

しかし、それでも良い経験ができたと思います。

クラウドファンディングのサイトを作るのは、
本当に大変でした。

プラットフォームの
担当者さんがついてくださいますが、
説明の文章を書き上げるのに
四苦八苦しました。


クラウドファンディングで
達成しようとしていることを
客観視するのは難しいことでした。

誰のために?
何をするのか?

そのあたりが固まっていないと、
説明文もうまく書けません。

誰のために何をするのかを、常に頭に置いて
説明文の内容や、タイトル、
タイトルのデザインに一貫性をもたせること。

また、多くの人に参加してもらいたかったら、
SNSを最大限に利用して、
広報活動を盛り上げるという
巻き込み力も必要です。

支援者してくださった方への
お礼メッセージや、
ブログの書き込み、
商品をちゃんと送り届けるなどの
管理をしっかりすることも大切なことです。

こうやって振り返ってみると、
準備にも、後片付けにも
多くの時間を必要としました。

クラウドファンディングをやり終え、
商品(物ではないこともある)を
お届けするまでに
高いスキルと忍耐と、多くの時間が必要でした。

起案者の気力、体力が充実していて、
インターネットに強いスタッフがいるなら、
楽しい作業かもしれませんね。


イマドキの若者には
サッとできることかもしれませんが、
私にとっては・・・
一回経験すれば もう充分です(笑)

それでは
アビヤント~

 

追伸

私の行ったクラウドファンディングはこちら

 

その時のことをまとめた電子書籍はこちらです
Amazon、8部門でベストセラー1位になりました。

 

コメント
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