リーダーにとって最も重要な仕事は、危機の到来を予期することである。
回避するためでなく備えるためである。
危機の到来を待つことは責任の放棄である。
暴風雨を予期し、先手を打たなければならない。
災厄の到来を防ぐことはできない。
だが、それに対処すべき態勢の整った組織、すなわち士気高く、とるべき行動を知り、自信に溢れ、互いに信じ合う組織をつくることはできる。
訓練において重要なことは、将校への信頼を兵士にしみ込ませることである。
信頼なくして戦うことはできない。
:「非営利組織の経営」
訓練において重要なことは、リーダーへの信頼を構成員にしみ込ませることである。
リーダーの目的はミッションの達成であり、そのためには組織を存続させねばならない。
組織の存続のためのリーダーの育成に関する組織の精神についてドラッカーに問うと以下の回答が得られる。
組織の精神とは、リーダーシップの基盤である以下の3点を日常の実践からチェックすることで、リーダーを育て組織を継続することである。
1.行動と責任についての厳格な原則
2.成果についての高度な基準
3.人と仕事に対する敬意
全て容易なことではないが、私にとっては特に2が苦手な気がする。
リーダーだけでなく、全てのメンバーが自らを含め3点を日常の実践からチェックすることで、誰がリーダーを務めるかを話合い、ケースバイケースでリーダーを決めることが理想か?