茨城県植物園で行われている「さつき展」を見て来ました。
先日のTVで日本の盆栽が欧米人にとても人気があることを知りました。
素晴らしい「さつきの盆栽」がたくさん展示されています。
盆栽の発祥の地やいつ始まったかは知りません。
江戸時代になると武士の副業として盆栽の栽培が盛んになり、
盆栽や園芸が興隆したと言われています。
盆栽が発展したのは平和の証でしょう。
明治時代以降も「盆栽は粋な趣味」であったが、
培養管理・育成・水やりなど手間や年数がかかります。
長い時間がかかるため、生活環境の推移によって
次第に愛好者は時間的余裕のある熟年層が多くなりました。
戦後から1980年代ぐらいまでの間は、年寄り臭い趣味とされています。
1990年代以降盆栽が海外でも注目を集めるとともに見直す動きが高まり、
若者の間でも粋な趣味として再認識されるようになっています。
花を鑑賞する盆栽に「ウメ、ボケ、サクラ、サツキ」などが挙げられます。
日本の盆栽は1970年頃からヨーロッパで「Bonsai」として人気が高まりました。
盆栽は日本から盛んに輸出されるほか、
ヨーロッパ産の木を盆栽に仕立てることも一般化しています。
1970年代にはすでに米国やヨーロッパにおいて盆栽協会があり、
イタリアには日本にもない盆栽のための専門学校まであります。
日本の盆栽に諸外国人の関心が高いので
盆栽は日本が発祥の地と思っていました。
しかし「盆景・盆栽」のルーツは中国の唐時代でした。