茨城近代美術館で開催中の小川芋銭展後期を見て来ました。
観客は一万人に達していました。
河童の芋銭か? 芋銭の河童か?
芋銭は河童以外にも素晴らしい風景画や人物画を沢山描いています。
漫画挿絵から始まった芋銭の絵は他の画家とは特異に感じます。
もう少し芋銭の画風が知りたくて解説書を買いました。
ー 小川芋銭展 震災後の目で、いま ー
小川芋銭は磐梯山の噴火や関東大震災に遭遇していました。
「地上の人類というものは、安心ならぬ土床の上に安心らしい
尻をおろし、それですましているものだと思う」
今回の震災に非常に示唆に富んだ指摘をしていました。
解説書から選んでスキャンして掲載しました。
スライドショーに纏めました。
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河童以外の田園風景も楽しんでください。
遠仁波須(オニバス・難しい文字)の絵がありました。
hohsi さんのご主人の国展入選のオニバスと同じでしょう。
これは凄いものがたくさんで見応えがありますね。
大騒ぎをしました、母親は子供の時に関東大震災で
瓦が頭に当たり怪我をしたそうです
今回の東日本大震災母が居たら大変だったろうなと
思います。
スライドショーでタップリ浸りましたよ。
なんだか、落ち着く感じの絵が多いようですね。
今日は此方も快晴です、お昼から頑張ってお山に行ってきます。
ひま~な時間に、例の海外旅行記事やりましょうね。
存在しないものを描くということはそれだけ創作力が豊かということなのでしょうね
山姥とカッパが印象に残りました。
美術館で全部の絵を見て面白いと思ったのは
この小川芋銭だけでした。
何度見ても飽きませんでした。
お母さんは関東大震災を経験していたのですね。
私の父が九州から上京して下宿に落ち着いた
翌日の関東大震災。
上野の山に逃げた話を聞きました。
九州は地震が多かったので怖がっていましたね。
面白い絵画が多いでしょう。
美術学校から学んだのでなく進んでいるので
独特の描き方でとても面白いです。
色々お世話になります。
こちらは朝から雨と風で外へ行けません。
旅の写真を整理しています。