五稜郭(ラーメン)
荻窪駅徒歩5分
総合評価3.6(味3.6 サービス3.2 雰囲気3.2 CP3.7)
荻窪は中央線の中でも屈指のラーメン激戦区である。
その多くが東京ラーメン、つまり醤油ラーメン。
この日は、久しぶりに昼時に荻窪を訪れるので、東京ラーメンを食べようと楽しみにしていた。
ところがお目当ての店が休み!
どうしてもラーメンが食べたいので、ネットで検索。
評判の良い店としてこの店を見つけた。
北口の懐かしい雰囲気の教会通りにある。
この通りも久しぶりだから行ってみよう。
通りを歩いていると直ぐにこの店は見つかった。
店内を覗くと、狭い店内の席は満員。
諦めようとも思ったが、並んでいる人はいないので、せっかくだから待とう。
店内の券売機で食券を買って待つことにした。
初めてだしノーマルなラーメンを選択した。
少しだけ待ってカウンター席に案内される。
ここで初めてほとんどのお客さんがイカ飯を頼んでいることに気が付いた。
あまりイカ飯は好きではないので、まあいいかと思ったが、出てきたイカ飯を横目で見ると、イカの胴にもち米が詰まっているタイプではなく、ご飯にイカが混ざっている感じ。
これは食べたかったな。
なんて思っているとラーメンが出てきた。
塩ラーメンらしいきれいなスープ。
具はチャーシューにメンマ、きざみ葱、そしておふ。
麺の盛り付けもきれいで、これは期待できそうだ。
まずはスープ。
クリアで塩のうま味が濃厚にする美味しいスープだ。
麺は品書きにも書いてある通り、割と柔らかめだ。
このところ煮干しラーメンなどで硬めの麺が主流だが、この店の麺はある意味時代に取り残された麺。
しかしこのスープにも良く合うし、函館塩ラーメンはこうだと言うなら、それに従うのが作法だ。
美味しいスープと麺。
最初は合わないのではと思ったふが実に美味しい。
塩のスープが染みて絶品。
チャーシューは硬さも丁度良いし、メンマも細めで食感が良い。
他のお客さんの注文を聞いていると、かごめ昆布をトッピングするのがいいのかもしれない。
見るといわゆるとろろ昆布のような感じ。
これはこのスープに良く合うだろう。
次回はかごめ昆布のトッピングとイカ飯。
お腹を空かせてぜひとも再訪したい。
美味しい塩ラーメンだった。