伊方原発の廃炉のために

2006年から「伊方原発のプルサーマル問題」として続けてきましたが、伊方原発の廃炉のために、に15年に改名しました。

長期エネルギー需給見通しに物申す、これじゃあ「ワースト」ミックスだよ

2015-05-07 09:45:43 | ん!ピークオイル時代を語ろう

新しいカテゴリーを作りました。拙終了ブログ「ん!ピークオイル時代を語ろう」の続編です。

長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス)に関する意見箱(資源エネ庁)

 ↑ 提出期限に定め無し、とあります。今でも書ける物。まだ確定ではないので、随時議論の折りに、来た意見は紹介する、とあります。ぜひご参加ください。

 自分は以下のようにえいやっと書いて送りました。

「2030年という長期にわたるエネルギー政策を考えるに当たり、ピークオイル(石油資源の成長の限界)や天然ガスピーク、石炭のピークの到来を、その時期までに予定される事象として考慮し、対処策を含めたものとする必要がある。2006年~8年頃のエネルギー基本計画の頃には、ピークオイルの文言が僅かに現れていたが、のど元過ぎれば熱さを忘れる、となっているのは危機的な現状である。なぜならピークオイルは長期的には必ず正しい概念であるからだ。
 振り返れば、経産省のエネルギー基本計画において、原発事故の脅威も、地球温暖化の脅威も、そしてピークオイルの脅威も、まともにリスクとしての取り扱いがされていなかった失敗作というしかない。原発20基の希望的観測に頼ったせいで、代わりとなる石炭火力の乱立で失敗した西暦2000年目標や京都議定書しかり、再生可能エネルギーの普及をあわてて打ち消してしまおうとする今般の系統連系線の不活用の決定しかり、なにより福島事故を経て今日、脱原発を実現できないとする、民意を汲み取る政策力の無さしかり。
従来、リスクをひとつも見通せなかった委員ばかり集めて将来予測を作ることは無意味であり、一端審議会を解散して、広く委員を各種の論者をバランス良く配置しなおし改めて議論すべきである。」

拙終了ブログ『ん!ピークオイル時代を語ろう』アーカイブ。

なぜに「ん!」なのか、と言えば、ピークオイルの需給ギャップが開くカーブが「ん」の字に似ているからです。ピーク、というのは価格のではなくて、生産量のピークのことです。右肩上がりで増大する石油需要を満たせなくなるのが石油資源の成長の限界。

 昔、「みどりのテーブル」通信へ送った原稿 なんてのもありましたね。

原発ゼロノミクマくんがまとめを紹介しています。

ええっ!2030年に原発を20~22%も使いつづけるの??「意見箱」に意見を出すくまッ!
http://www.enecho.meti.go.jp/notice/topics/031/
みんなの意見も参考にするクマ!→  http://e-shift.org/?p=3216

 

追記:もうそろそろ審議会では、長期エネルギー需給見通しが確定されることになるようです。5/26の見通し小委員会では取りあえず素案について今後も議論、とのこと。

前回の審議会5/26までに出た、パブコメの内容。

http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/009/pdf/009_15.pdf


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