避難の権利ブログで詳細な論点整理がされています。
ご覧いただいて、民意に反した決定が行われることへの抗議をお願いします。
川田隆平議員のブログ「知ってますか?パブコメの強みと落とし穴」も参照ください。
ブログ主が送る予定の項目を以下に貼り付けておきます。
1.P3. 第一節 1.海外の資源に大きく依存…
(…国産エネルギー源を確保する政策を)「取れなかった。その結果、2010年において、原子力を除くエネルギー自給率は4.#%であり、なお、根本的な脆弱性を抱えた構造となっている。」
ここは、原子力を自給エネルギーとみなすことは根本的な誤り。また、本来の国産エネルギーである再生可能エネルギーを欧米のレベル以上に普及させる努力が足りなかった。そのことによる現状実績は、原発を除いたエネルギー自給率である4%台の数字で表記すべき。ここは現状認識の章であるので、現実を反映した記述にすべきである。
2.P4. 3.新興国のエネルギー需要拡大等…
この項目全体は、ピークオイル問題の視点でまとめるべき。つまり、石油資源の右肩上がり供給が不可能となった(=石油資源の成長の限界に来ている)今日、安価で豊富な石油資源が供給される時代はもう戻って来ないのだ、という理由で、重化学工業を中心とする日本の製造業の石油大量消費構造の転換が迫られていることを述べるべき。(従って、P12.以降の第2章「エネルギー政策の新たな視点」もこの指摘に基づいて、エネルギー需要側の転換を中心に、危機管理の側面を中心に、大幅に審議をやり直して書き直すべきである。本来2007年のエネルギー基本計画の見直しの際にそれを行うべきであったこと、を指摘する。過去のパブコメ内容については、過去ブログ記事を参考にされたい。
http://sgw2.seesaa.net/article/127917222.html
http://sgw2.seesaa.net/article/127917291.html
http://sgw1.seesaa.net/article/127880628.html
http://sgw1.seesaa.net/article/127880248.html
)
3.P5. 第2節 東京電力福島第一原子力発電所事故及びその前後から顕在化してきた課題 1.東京電力福島第一原子力発電所事故による深刻な被害と原子力発電の安全性に対する懸念
の直後に、下記の項目2.を新たに設置すべき。
「2.日本の昨今の「大地動乱の時代」における原発の原理的な脆弱性、供給不安定性が明らかとなり原発の「安定電源」神話も崩壊した。
また、戦後日本の高度成長期の地震のない時期は過ぎ去り、95年の阪神淡路大震災以来、我が国が、石橋克彦氏の云う、「大地動乱の時代」の真っ直中にいることが、東日本大震災で再び確認された。さらに今後数十年間の大地動乱の時代の最後を飾ると思われる「南海トラフ地震」への怖れが高まり、防災減災のための態勢作りが急がれている。
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