いけふくろう通信(発行人=ムッシュ)

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「IC乗車券のココを改善してほしい!」(いけふくろう通信第395号)

2007-09-03 19:23:11 | 鉄道・バス(交通)
ということで、今夜は、この間いった亀有までの電車賃に関するお話。
鉄道好きの方はご存じかと思いますが、気長にご覧ください。

さて、IC乗車券といえば、SUICA(JR東日本)、PASMO、ICOCA(JR西日本)、
TOICA(JR東海)があり、ペーパーレスということで、ICカードが
人気ですね。さらには、モバイルSuica付という携帯電話も出ていますが、
どうなんでしょうか。

さぁ、話を本題に進めますが、このIC乗車券、ひとつばかり問題があります。
それは、同じ目的地に向かう際、磁気式乗車券(従来の紙の切符)と
IC乗車券(Suicaなど)で行くのとで、運賃が異なるといった問題です。

具体的には、
大塚駅から千代田線経由で亀有駅まで行く場合、
切符で行くと320円、Suicaで行くと360円というように40円も違ってくるんですね。

なぜ、そうなってしまうのかという理由は、詳しくは分かりませんが、
切符が安いのは、おそらくJR~東京メトロ~JRとJRに二度乗車するので、
二回も初乗り扱いをしないため、40円ほど安いのではないかと思います。

もっとも、大塚から亀有まで全てJR(日暮里乗り換え・北千住で再び乗り換え)
で行けば、切符でもIC乗車券でも210円なので、最高額から比べれば、
150円も安いのですがね。ただ、時間は余計にかかりますが……。

ちなみに、もうひとつ大塚から椎名町に行く場合も、
切符だと260円、IC乗車券だと270円と10円ばかり高くなってしまうんですね。

この理由は、JRの駅員さんから聞いた話によれば、
JRの改札と西武の改札がつながっていないので、
IC乗車券だと乗り継いだとの認識がなされないので、
西武の初乗り運賃140円がそのままで割り引かれない、
とのことでした。

というけど、そもそもこんなに技術の高いものをつくったんですから、
その点は、プログラムを組んだときにあらかじめ設定をしておけば、
良かったのではないでしょうか。それが企業努力というものだと思いますが……。

まぁ、補足をすれば、駅のみどりの窓口にいくと、このからくりを説明した
ブックレットがおいてありますので、その点でいえば、説明責任を果たしては
いるのですが……。


ちなみに、これは、今回の件とは違いますが、大塚から綾瀬に行く場合にも、
安く行こうとすれば、日暮里乗り換えがお得で210円、西日暮里乗り換えだと310円です。

なにかと手話関連のイベントに参加をすると常磐線沿線を利用していることに
気がついたので、こんな記事も書いてみました。

~ムッシュ・いけふくろう~


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