小さな豆本の小さな展覧会と銘打たれた「豆本」の展覧会が、
明日(2007/9/30)まで、開催されている。


ちょうど先週の読売新聞の都民欄に記事が掲載されていたのだが、
結局、こちらへの記事化が遅くなってしまった。申し訳ない。
「豆本」とは、実際に書店に陳列されている「本」のサイズを小さくして、
タテ2~3センチ、ヨコ1~1.5センチ程度に縮小した本のこと。
当初は、私は趣味でつくっている人が多いとは聞くものの、
どの辺まで凝って造本をしているのか、ちょっぴり疑問であった。
ところが、以前、maさんが豆本をつくりたいといっていたので、
それを思い出し、この展覧会を案内したところ、早速、電話をして、
ワークショップにも参加をして、ご自身でも「豆本」をつくってきた
とのことで、先日、それを拝見させていただき、恐縮してしまった。
出版に携わっている?私は、思わず、その出来栄えに驚いてしまったのだ。
なにせ、書店で購入をする上製本と全く同じなのである。
なんと「豆本」にも「寒冷紗(かんれいしゃ)」、「花布(はなぎれ)」、
「スピン(しおり)」、「見返し」があり、本の種類にも、「上製」、「並製」、
背についても「丸背」、「角背」、背の様式についても「タイトバック」、「ホローバック」
など、多種多彩なのである。
ちょっぴり本については、知ったかぶっていた私は本当にビックリした。
本格的に、手で本をつくるといえば、本に使う紙の厚さ、ページ数等を決めて、
どれくらいの厚さの本になるのか、製本屋さんにつくってもらう「束見本」
しか、思い浮かばなかった。
しかも、その工程も某著名製本所で見学をした際、かなり感動をして、
これまで、まっさらで何も書かれていないから、多少、粗雑に扱っていた「束見本」を
丁寧に扱うようになったほどであった。
ところが、この「豆本」づくりはさらに小さく、手先の細かな作業が続き、
本格的に己の手のみでこの小さな「豆本」を造本をするだから、
素晴らしいとしかいいようがない。
これが、実際にmaさんが購入された「豆本」だ。

大きさはこのポケットティッシュと比べていただけると、
その小ささがおわかりになるだろう。

私は、その精巧さにただただ驚くのみであった。
ぜひ、出版関係者は当然だが、それ以外の方も明日が最終日だが出かけて、
その素晴らしさを感じ取って欲しい。
~ムッシュ・いけふくろう~
明日(2007/9/30)まで、開催されている。


ちょうど先週の読売新聞の都民欄に記事が掲載されていたのだが、
結局、こちらへの記事化が遅くなってしまった。申し訳ない。
「豆本」とは、実際に書店に陳列されている「本」のサイズを小さくして、
タテ2~3センチ、ヨコ1~1.5センチ程度に縮小した本のこと。
当初は、私は趣味でつくっている人が多いとは聞くものの、
どの辺まで凝って造本をしているのか、ちょっぴり疑問であった。
ところが、以前、maさんが豆本をつくりたいといっていたので、
それを思い出し、この展覧会を案内したところ、早速、電話をして、
ワークショップにも参加をして、ご自身でも「豆本」をつくってきた
とのことで、先日、それを拝見させていただき、恐縮してしまった。
出版に携わっている?私は、思わず、その出来栄えに驚いてしまったのだ。
なにせ、書店で購入をする上製本と全く同じなのである。
なんと「豆本」にも「寒冷紗(かんれいしゃ)」、「花布(はなぎれ)」、
「スピン(しおり)」、「見返し」があり、本の種類にも、「上製」、「並製」、
背についても「丸背」、「角背」、背の様式についても「タイトバック」、「ホローバック」
など、多種多彩なのである。
ちょっぴり本については、知ったかぶっていた私は本当にビックリした。
本格的に、手で本をつくるといえば、本に使う紙の厚さ、ページ数等を決めて、
どれくらいの厚さの本になるのか、製本屋さんにつくってもらう「束見本」
しか、思い浮かばなかった。
しかも、その工程も某著名製本所で見学をした際、かなり感動をして、
これまで、まっさらで何も書かれていないから、多少、粗雑に扱っていた「束見本」を
丁寧に扱うようになったほどであった。
ところが、この「豆本」づくりはさらに小さく、手先の細かな作業が続き、
本格的に己の手のみでこの小さな「豆本」を造本をするだから、
素晴らしいとしかいいようがない。
これが、実際にmaさんが購入された「豆本」だ。

大きさはこのポケットティッシュと比べていただけると、
その小ささがおわかりになるだろう。

私は、その精巧さにただただ驚くのみであった。
ぜひ、出版関係者は当然だが、それ以外の方も明日が最終日だが出かけて、
その素晴らしさを感じ取って欲しい。
~ムッシュ・いけふくろう~
私が作ったのは、まだあの時点ではボール紙と輪ゴムで押さえをしていたものです。
それは正真正銘、寒冷紗も使い、スピンも付け、花布も挟み込んだ、作った私でもびっくりのものすごく立派な豆本なのであります。
教えてくださったのは、赤井都先生で、立派な賞を受賞された方なのですが、それは丁寧な指導でありがたかったです。
実は今日も別のワークショップ参加するために会場入りいたします。
またあの世界でしばし充電してきます。
コメントを拝見し、私の勘違いに気がつきました。
確かに、先日話を伺ったときに、ボール紙と輪ゴムで
押さえものをみせていただきましたよね。
うっかり忘れておりました。
こちらこそ、申し訳ありませんでした。
ぜひ、今日のワークショップのお話しも聞かせてください。
よろしくお願いします。