電池の内部抵抗を測定するのに、開放電圧と負荷電圧から計算して、LCDに表示するチェッカーを作ったが、直接、内部抵抗を測定してみたくて、ESRメーターを作った。
とりあえずテストで、
http://electronics-diy.com/electronic_schematic.php?id=949
で紹介されているのもをデッドコピー。感謝します。
まずは基板作成。穴開き基板で手配線するよりあとが楽なので、PCBEで描いてレーザープリンタで印刷し、トナー転写。2.54mmのPIN間は0.3mmの線までは問題なくエッチングに耐える。エッチング済の基板。
DCカットコンデンサが250Vしかなかったのと、整流ダイオード1N4007に、ブリッジダイオードを1S1588、アンプのTRが2SC1815で、そこがちょっと違うだけ。普段はコンデンサもチップを基板面に載せるが、今回は参考にしたホームページに敬意を表して、いにしえの部品を使った。部品を載せた。下が完成状態。
上記のホームページではこの定数で156khzとなっているが、0.01uFのフィルムコンデンサと1kΩの金属皮膜抵抗で、98.6Khzの発振となった。
仕様では50uAの電流計で25KΩのポテンションメーターを直列につないで、0スケールを取るように書いているので、アナログテスターの50uAレンジでは10KΩのボリュームをつないでみる。
まずはテスト端子をショートして測定。ボリュームの抵抗値を0にしても48uA。フルスケールにならない。上の写真は1Ωのカーボン抵抗を測定。38uAの位置を指している。0~1Ωが10uAの差しかなければ容量の大きいコンデンサは読みきれない。
まして電池の内部抵抗はmΩ単位なので、ここを拡大する必要がある。
測定結果
10Ωカーボン 16uA 抵抗目盛り38Ω
1Ωカーボン 38uA 抵抗目盛り4.5Ω
ショート 48uA 抵抗目盛り2.3Ω
10uF 16V電解 抵抗目盛り18Ω
470uF 10V電解 抵抗目盛り2.6Ω
20uF OSコン 抵抗目盛り2.4Ω
ここからどう追い込んで正しい値を取れるようにするか。
今日はここまで。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます