Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ ブラック・サンド・ビーチ / 加山雄三 with ザ・ランチャーズ:1965年

2023年08月28日 07時00分00秒 | 邦楽
懐かしい邦楽:032 〜 
大ブームの中で公開された映画の挿入歌です🎵



空前絶後のエレキ・ブームの中で公開
1965年、一気に噴出したエレキ・ブーム、あっちこっちで聴こえて来るのは・・・
テケテケテケテケテケ・・・
こんな社会現象を反映して、この年の12月19日に公開されたのが、加山雄三主演の『エレキの若大将』でした。

僕はこの映画、勿論、TV等では観たことあるんですが、映画館に行ったかどうかは???
一度だけ、当時、加山雄三の大ファンだった5歳上の姉に“若大将シリーズ”を観に連れて行って貰った記憶があるんですが・・・
何せ大昔のことで、しかも、このシリーズはTVで何度も放映されてますから、記憶がはっきりしないんですよね!(^O^)

何れにしても、出演人物も毎回同じで、話の筋もパターンも同じ、最後にお決まりの葵の印籠を出してめでたく終了するあの『水戸黄門』の映画版なんですよ!(^O^)

ある時は水泳部、ある時はスキー部、ある時はヨット部・・・
「若大将は、一体、何年留年してるんだろう?」と誰も不思議に思わないから笑っちゃいます(*^^*)

それにしても、“若大将”の引き立て役、“青大将”を演じた田中邦衛・・・
“青大将”のイメージが強過ぎて、いくら田中邦衛がシリアスな役を演じても、しばらくの間、シックリ来ませんでした(*^o^*)

『エレキの若大将』➡︎ あらすじ


【 Single Data 】
リリース:1965年12月05日
チャート:まだオリコンは存在せず。

そんなことで、今日は映画『エレキの若大将』の劇中歌としてリリースされた“加山雄三 with ザ・ランチャーズ”のインストゥルメンタル・ナンバー「ブラック・サンド・ビーチ」をご紹介します。
作曲は弾厚作、ご存知、加山雄三の作曲家としてのペンネームですね。
因みに加山雄三は、あの幕末の維新の十傑の1人岩倉具視の玄孫(やしゃご)にあたる人物・・・
維新の十傑なんてお堅い書き方をするより、あの『500円男』と書いた方がいいのかも・・・\( ˆoˆ )/
若い方は知らないでしょが、長らく500円札の顔として加山雄三のひいひい爺さんの肖像画が使われておりました。

さてさて、話を「ブラック・サンド・ビーチ」に戻しますが、この曲はベンチャーズのヒット曲「急がば廻れ Walk, Don't Run」コード進行を逆から辿って作ったということです。
名曲は逆立ちしても名曲ってことなのかな?(^O^)



これが半世紀以上前の日本人が作った曲!
これで加山雄三という人が、いかに図抜けた存在だったかお分かり頂けるかと・・・
慶応出のお金持ちのボンボン、ヨットをやり、光進丸という船を持ち、流行のエレキも上手い!
更にハンサムときてる・・・
もう、モテル男の条件を3拍子どころか4拍子も5拍子も持ち合わせている!
こうなると、世の男も嫉妬すら出来ない・・・ただただ羨望の目を向けただけ!(^O^)




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